文化芸術で元気都市を

久保田市長から委嘱状を受ける委員(市役所で) 宇部市は二十七日、県内市町で初となる文化芸術振興条例(仮称)の制定に向けて、学識、文化芸術関係者、公募市民の計十人で構成する検討委員会を設置した。久保田后子市長から委嘱状を受け取った委員は、今後示される市民アンケートの結果や条例骨子案を基に、専門的な立場、市民の視点で議論を交わし、意見書をまとめる。

宇部は緑と花と彫刻でまちを飾る独自の文化が根付いており、さまざまな分野で特色ある文化芸術活動が展開されている。こうした営みを次世代に継承し、文化の薫るまちづくりを長期的、計画的に進めるために条例を制定する。
検討委は、条例案に盛り込む事項を多方面から検討するのが役割。パブリックコメント(意見公募)を実施し、市民の意見も反映させながら、素案づくりに携わり、遅くとも八月上旬までに意見書を提出する。これを踏まえて事務局で最終調整し、九月定例市議会に提出するという。
初会合では、委員長に県内他市で自治基本条例制定などに携わった山口大エクステンションセンター長の長畑実教授、副委員長にNPO法人うべネットワーク理事の三好美喜子さんを選んだ。スケジュールおよび方針について確認した後、文化芸術振興について活発な意見を交換した。
久保田市長は「本市は工業都市でありながら『町に文化を』と地道に取り組んできた。国の法律、県の条例はあるが、本市の文化はどうあるべきかという観点で方向性を定めていきたい。条例を基に、施設整備、財団、美術館など、具体的なことも整理できると思う。元気都市づくりに向けて意見を聞かせてほしい」と呼び掛けた。
文化庁によると、二〇〇八年七月までに同様の条例を制定しているのは二十都道府県六十市町村。
委員は次の通り。(敬称略)
▽委員長=長畑実(山口大エクステンションセンター長)▽副委員長=三好美喜子(うべネットワーク理事)▽委員=常西周德(宇部商工会議所専務理事)村上玲子(宇部フロンティア大教授)森江直紹(市文化財審議会会長)由井桂子(西岐波小校長)縄田紀美子(宇部文化連盟監事)道中豊明(渡辺翁記念会館文化事業推進委員会委員)増本一、安井敬子(公募市民)

カテゴリー:行政2010年4月28日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single