宇部市の市制90周年事業委が発足

宇部市の市制施行九十周年記念事業委員会は八日、市役所で開かれ、久保田后子市長から委嘱状を受け取った委員二十人が、市民総参加で節目の年を祝う事業について検討を始めた。九十周年を迎える二〇一一年は、山口国体の開催、UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)の五十周年、花壇コンクールの百回目が重なる「イベントイヤー」。これらを核とした各種イベントの開催、百周年を見据えてのロゴマーク、イメージキャラクターの作成などが構想に上がっている。

市の市制施行は一九二一年。これまで、八十周年は山口きらら博への単独パビリオン出展、七十周年は宇部炭田発祥の地を示す記念像の建立、六十周年は市立図書館の移転・新築、市史編さん、五十周年は福祉会館と文化会館の建設などを実施してきた。今回の記念事業は財政状況を踏まえ、ハード中心の事業から官民一体となって知恵やアイデアを出して工夫する。
委員会は、関係団体の代表者、学識経験者、公募の市民で構成。記念事業の選定、企画および実施方法について協議を重ね、七月下旬か遅くとも八月上旬までに市長に具体的な提案をする。会長に宇部商工会議所の光井一彦会頭、副会長に宇部観光コンベンション協会の安井敬子総務部会長を選任した。
初会合では、事務局側が提示した案について意見を交換した。内容は、国体、彫刻展、花壇コンというスポーツ・文化の大きな行事の実施、九十周年にふさわしいイベントの募集と実施、ロゴマーク、キャラクターの作成、記念切手の発行など。各種イベントを切れ目なく実施し、交流人口の増加、地域活力の創出や魅力の創造につなげる。今年度はプレイベントイヤーとし、千人以上の集客力が見込めるイベントをプレ・イベントとして認定。常盤公園は、動物舎のリニューアルなどの施設整備について記念事業に位置付けるとした。
委員からは「既存の事業を膨らませては」「市全域、各世代の波及効果を考えてほしい」「単なるお祭りではなく、今後のまちづくりにつながるように」などの指摘があったが、事務局案におおむね合意。次回以降、具体的なプランや募集要項などを詰める。久保田市長は「このまちの歴史を改めて考え、将来を展望する絶好の機会。来年一月一日からキックオフし、切れ目無くさまざまな取り組みができたらと思っている。地域経済、市財政は厳しいが、総力戦で、このお祝いを起爆剤にしたい」と呼び掛けた。

カテゴリー:行政2010年4月9日

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