「ご近所福祉」 宇部市内11カ所に整備へ

宇部市は今年度、子供から高齢者まで、障害の有無にかかわらず、誰もが気軽に集える地域福祉の拠点「ご近所福祉」を市内十一カ所に整備する。市民との協働のまちづくりを進めるため、民間事業者やNPOなどからアイデア・ノウハウを募集し、事業推進に向けて委託、助成する。

ご近所福祉は、市民が身近な地域で、安心して生活できる地域社会の構築を推進するため、住民共助と公共の多様な共生型福祉サービスを展開するのが目的。
これまでは、市が企画した事業の実施だけを委託していたが、サービスの詳細を絞らず、より専門的で市民ニーズに合った内容にするため、企画提案と実施者を合わせて募集する。
事業は、国の経済対策を活用し、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業として実施する雇用型(事業委託)が十カ所で、企画提案の中には、失業者(離職した非正規労働者、中高年齢者、未就職卒業者ら)の新規雇用が必須条件として盛り込まれている。雇用を伴わない助成型(交付金助成)は一カ所。
市はそれぞれの事業例として、雇用型は空き店舗や空き家を活用し、介護保険で対象外になっている元気な高齢者らによる有償ボランティア育成、喫茶・軽食の提供、高齢者への弁当宅配、助成型は公民館や自治会館などでの健康づくり教室、認知症予防プログラム、地域の情報誌づくり、商店街での休憩所・案内所などを挙げている。
高齢者や子育てのサロン的な場、小規模加工所を設けての地産地消の推進、地域交流なども考えられるという。
財政支援は、雇用型が一カ所の予算額の上限が六百二十万円。事業費の五割以上を新規雇用者の人件費に充てる。助成型が拠点整備、事業推進経費を含め上限が百二十万円。いずれも住民ボランティア団体、社会福祉法人、その他法人、市長が特に必要と認める団体が対象となる。来年三月末までの委託、助成期間が終了しても、その活動が継続して実践できる計画、団体を募集する。
募集要領の配布は始まっており、応募に関する事前協議も随時実施している。応募書類は五月三十一日まで受け付け、ご近所福祉認定選考委員会が、応募団体の企画・立案を審査し、六月中旬には受託候補者、助成対象団体を決める。
申し込み、問い合わせは市高齢福祉課(電話22─4371)へ。

カテゴリー:行政2010年4月8日

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