山陽小野田市、生ごみの再資源化促進

山陽小野田市は、家庭などから排出される生ごみの堆肥(たいひ)化を促進するため、処理方法のマニュアル作りに取り組む。11日の3月定例市議会で一般質問に元永恵三環境経済部次長が答えた。

生ごみの再資源化には、土地埋め込み式、EM菌式、電動式処理機などを使った方法があるが、市内では自治会連合会と女性団体連絡協議会が2008年に開いた家庭ごみ減量化シンポジウムで、段ボールコンポストを紹介。その後、会員12人がモニターとして取り組み、延べ678日間で生ごみ約190kgを処理する実績を上げた。
段ボールコンポストは、段ボールにピートモス(ミズゴケなどが積もった泥炭)と薫製したもみ殻を3対2の割合で入れ、これに生ごみを投入すると発酵して消えていき、最終的には堆肥として使える。生ごみを焼却処分せず、再使用ができる環境に優しい試み。
市販品の価格は1000―2000円程度。地球温暖化対策につながるとして市環境課は今年度から、購入の際に他の方法と同様に半額補助をしている。
今年度(2月末まで)の生ごみ処理容器の購入補助金交付申請状況は、土地埋め込み式が37件、EM菌式が26件、電動式処理機が16件、段ボールコンポストが30件の計109件。
土地埋め込み式は大量の生ごみに対応できるが広い畑が必要、電動式処理機は簡単で確実だが機械の購入費が高い、段ボールコンポストは安いが季節によってはにおいが気になるなど、それぞれに一長一短がある。
環境課はこれまでの申請者を対象に、新年度に使い勝手や資源化の実態について聞くアンケートを行い、処理方法や期待される効果などを盛り込んだマニュアルを作る。
元永次長は「それぞれの家庭の事情にあった方法を選択する参考にしてもらい、身近でできる地球温暖化対策の輪を広げたい」と話した。

カテゴリー:行政2010年3月12日

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