宇部市万倉地区の楠こもれびの郷、半年で13万4000人利用

宇部市万倉地区に昨年8月にオープンした「楠こもれびの郷(さと)」の利用者が順調に推移している。1月までの半年間の利用状況を見ると、温浴施設を含む全体で約13万4000人が訪れており、年間の集客見込み約17万人を大幅に上回りそう。9日に開かれた3月定例市議会で、代表質問に久保田后子市長が答えた。

楠地域の農業振興と交流人口の拡大を目的に、温浴施設(愛称・くすくすの湯)、農産物直売所(楠四季彩市)、農家レストラン(つつじ)、モデル農園の複合施設として建設された。総事業費は約11億2000万円。アクトビレッジおのと併せて、北部地域の活性化につながると期待されている。地域住民を主体に構成された「楠むらづくり株式会社」が指定管理者として運営している。
市楠総合支所経済課によると、集客見込みは、観光、旅行統計に基づいて積算し、温浴施設が14万人、全体が17万人と計画したところ、半年間で温浴施設が約7万1000人、施設全体でも計画通り。オープン当初は開業効果もあり、8月は3万人が利用した。季節的な変動も予想されたが、その後も毎月2万2000人程度が訪れている。
管理者側で利用者アンケートを実施するなどし、風呂の温度や従業員の接遇、レストランの味のばらつき、直売所の野菜の品薄などの課題を改善し、リピーターの評価も良くなっている。さらに農業研修交流施設(万農塾)が完成すれば、グリーンツーリズムの展開で交流人口の拡大につながるため、PRやイベント、サービスをいかに充実させるかが、発展の鍵を握る。
売り上げについて、久保田市長は「利用者数に比例して増加しているが、収益については初期経費などもあり、今後の会社決算を待つことになる」と答えた。

カテゴリー:行政2010年3月10日

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