山陽小野田市議会総務文教委が厚陽小・中学校の施設一体型建設を可決

山陽小野田市議会の総務文教常任委員会(吉永美子委員長、8人)は19日あり、継続審査となっていた厚陽小・中学校の施設一体型建て替えの基本計画策定費などを盛り込んだ第6回一般会計補正予算案を賛成多数で可決した。

建て替えに関連する議案は昨年の12月議会に、基本計画策定費690万円を一般会計補正予算案として、1610万円を来年度の債務負担行為として計上したが、議論が不十分として同常任委で継続審査になっていた。これまでに4回の委員会を開催したほか、小・中学校施設一体型で整備された福岡県の学校を視察した。
教育委員会を招致してのこの日の委員会では、改めて議案と市教委の教育方針との整合性や事業費などについてただした。厚陽地区だけでなく少子化に伴い今後、学校の統廃合が議論される可能性があるが、江沢正思教育長は「地域との話し合いの中でケース・バイ・ケースで対応したい」と答えた。
討論では、中村博行委員が「耐震化のためにいち早く建て替えなくてはならないのはもちろんだが、小・中一体型の学校が少子化問題を是正する地域の核になることを期待したい。厚陽地区の活性化につながる」、硯谷篤史委員は「教育委員会が示した学校適正規模・適正配置の基本方針は今後も生きている、埴生地区の学校統合の運び方に留意するということを確認して議案を認めたい」と賛成の考えを述べた。
中島好人委員は、市教委の提案が当初〝一貫教育〟と〝連携教育〟を混同したり、新しいタイプの学校を建設するのに当たって、地域を巻き込んで議論した理想とするコンセプトが十分でないなど、さまざまな問題があったものの「地域の人の支えなくして学校運営は成り立たず、厚陽地区住民の強い要望もあり、議案に賛成したい」とした。
伊藤実副委員長は「留意事項に『小・中一貫校についても検討する』とあるものの、学校適正規模・適正配置で示した基本方針とは方向性が違う。子供たちの安全のために、早急に対応しなくてはならないのは分かるが、この4年間、いろいろな選択肢を考えて議論を進めなかった教育委員会の在り方に問題がある」と反対討論した。
採決の結果、賛成5、反対2の賛成多数で補正予算案を可決した。26日から始まる3月定例市議会で委員会報告される。小・中一体型の新しい学校は最短で2012年4月に開校する。

カテゴリー:行政2010年2月20日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single