宇部市環境審議会が第2次基本計画案を報告

宇部市環境審議会(会長・小嶋直哉山口大副学長)の会合は5日、福祉会館で開かれ、策定中の第2次市環境基本計画の素案が報告された。計画年度は2010年から21年度までの12年間。「豊かな自然と住みよい環境をはぐくみ、持続可能な社会をめざすまち」を望ましい環境像に、将来像や具体的な施策と目標数値などが掲げられている。引き続き中身を煮詰めて答申案としてまとめられ、15日から3月8日までパブリックコメントを募集。3月中旬以降に久保田后子市長への答申が行われる。

第2次計画は、1998年に初めて作成した現行計画に続くもの。08年11─12月に実施した市民・事業者アンケート調査、09年2─4月に3回開催した市民ワークショップなどを基に、市の庁内組織(同計画推進本部、同計画推進部会)が原案を作り、審議会の生活環境部会の意見・提言に沿ってまとめてきた。
計画素案は、基本的考え方と背景、望ましい環境像と環境指標、環境像達成のための基本方針と施策の体系、施策の展開、重点プロジェクト、計画の総合的推進の6部構成。
1次計画で省エネ重視だった視点は地球温暖化防止に向けられ、太陽光発電の導入促進など久保田市長のマニフェスト(政策公約)や環境教育・学習分野を盛り込むなど、分野の拡大が図られている。
望ましい環境像は五つの柱として「将来の世代を思いやり、地球環境を守るまち」「良好な生活環境を守り、安心して暮らせるまち」「自然を大切にし、自然の恵みを未来に引き継ぐまち」「緑と花と彫刻にあふれ、歴史、文化のかおる快適なまち」「市民、事業者との協働により地球環境力を高め、宇部方式で環境を創(つく)るまち」が示されている。
施策の展開では、各柱を実現するための具体的な取り組み内容と「民生部門、運輸部門からの温室効果ガス排出量を21年度に1990年度比で25%削減」などの数値目標を設定。
重点プロジェクトは「ひとの環(わ)、うちの環、自然の環」「エコで、元気に、気持ちよく移動が楽しい・心地よいまちづくり」「限りある資源、ムダに捨てない、もったいない」「みんなではぐくむ緑と自然」の四点。省エネ家電の普及、太陽エネルギーなど自然エネルギーの普及、公共交通機関などの利用を拡大する体制づくりなどについて、市、市民、事業者の役割とスケジュールが記されている。
目標値などの詳細については今後、答申案への移行段階で上積み・修正が検討されている。

カテゴリー:行政2010年2月6日

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