免許卒業証制度は効果も、サポート手帳は活用1割

山口県警は、運転卒業証制度の導入後1年を契機に実施した運転免許自主返納者に対するアンケート結果を発表した。運転免許を返納して良かったと考えている人が過半数に達した一方、返納時に運転卒業証と一緒に交付される運転卒業者サポート手帳を活用した人は1割程度しかなく、返納者に対する支援サービスの拡充が求められている。

アンケートは、これまでに運転卒業証を交付した1636人を対象に、10月から11月末にかけて実施。男性695人、女性289人の計984人(平均年齢78.8歳)から有効回答を得た。
自主返納のきっかけは「運転に不安を感じた」が16.7%、「家族に勧められた」が26.4%。「けが・持病が原因」が19.4%など。
運転をやめた現在の気持ちは「返納して良かった」が54.7%、「後悔している」が18.8%だった。
返納後の生活は「特に不安はない」が37.6%、「すごく不便」が30.5%、「やや不便」が29.2%など。金銭的負担が「大きくなった」は27.2%、「少なくなった」は25.6%だった。
サポート手帳で「割引などの支援を受けた」は11.7%にとどまり、「使用していない」は88.3%。 今後、充実してほしいサービス(複数回答)では、タクシーの料金割引(36.9%)、バスの料金割引(19.3%)、商店などでの買い物の割引(12.8%)、公共施設の利用料金割引(7.5%)などが多かった。
運転卒業証は11月末現在で1764人に交付。交付前10カ月間の運転免許自主返納者は480人(月平均48人)だったが、導入後の13カ月間は2157人(同166人)へと4倍近くになっている。

カテゴリー:行政2009年12月27日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single