来年度予算、政権交代の荒波に”沈没”寸前

山口県は5日、来年度の予算編成方針を発表した。政権交代による国の大幅な政策変更で、財政収支の見通しは不透明。二井関成知事は「県財政は先の見えない未曾有の難局に立たされている」と強調。ゼロから計画を策定するゼロベースで全事業を見直し、本年度当初予算の80%の範囲内で見積もるよう指示した。

国の予算、地方財政政策が不透明なため、財政課は財源不足額を「試算困難」としている。しかし法人2税の大幅な落ち込みなどで、本年度の財源不足は過去最大の610億円となる見通し。来年度は本年度の不足分をさらに上回る可能性がある。
一方で貯金に当たる基金の残高は過去最低の117億円。借金に当たる県債の発行額は過去最大の1兆2023億円。県が上限としていた1兆1000億円をはるかに超えるには確実。
予算編成に関する説明会には、各部局長、各課課長、予算担当者ら約300人が出席。二井知事は「大幅な財源不足が見込まれる。県民生活の影響を考慮すれば、これ以上、編成作業を遅らせるわけにはいかない。走りながら考え、考えながら対応してほしい」とした。
作業が順調に進めば、来年1月下旬から2月上旬にかけて、知事査定があり、予算案が決まる。

カテゴリー:行政2009年11月6日

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