定数問題に揺れる山陽小野田市議会

議員定数削減の賛否に揺れる山陽小野田市議会。2005年の新市発足後、改選ごとに削減を続けてきたが、市民に判断を委ねた4月の住民投票は、投票率が開票条件の50%に満たなかった。現在、市議会の議会機能向上特別委員会が適正な定数を導こうと協議を進め、今月中にも結論を出そうとしている。さらなる削減となるのか。任期満了に伴う市議選は9月29日に告示、10月6日に投開票される。

市町合併時の議員数は旧市・町議を合わせた42人。その後、市議会の議員の定数に関する条例により、新市初の市議選(05年10月)では27人となり、同条例の改正に伴い、09年10月の市議選から現行の24人となった。
削減の動きが強まったのは昨年。合併当時から削減を訴えてきた市民グループ「ふるさとを考える会」が5月に定数を20人とする条例改正を求め、議長に請願書を提出。10月には署名活動を経て直接請求を行った。
市議会では10月臨時会を開き、議員定数に関する特別委員会を設置したが、結論は出ずに継続審査とし、3月定例会で否決。その間、考える会は定数を20人以下とすることへの賛否を問う住民投票に踏み切った。
議会機能向上特別委は、さらなる議会活動の向上策を探る中で、適正な定数を導き出そうと、3月に設置。これまでに自治会懇談会の開催、予算・決算常任委員会化、正・副議長の任期4年化などを決めた。
定数は、適正な議員定数を検討する議員協議会が答申した▽常任委は現状の3委員会▽各委員数は6~8人の同数▽議長は委員会に属さない、の3点を基本に検討し、19人、22人、25人のいずれかで結論を出す方針を固めている。
現在、定数は24人ながら、県議選と市長選へのくら替え出馬で2人の欠員があるため、実数は22人。同特別委が3通りのいずれかで結論を出せば、実質は削減、現状維持、増加ということになる。
結論が出れば、議長に報告後、10月の市議選に向け、委員会もしくは議員提案の条例改正案として、9月2日に開会予定の9月定例会に上程される見込み。特別委の結論、定例会の議決に注目が寄せられている。

カテゴリー:行政2013年8月9日

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