熱中症多発、注意呼びかけ

井戸水を使った打ち水(いぐらの館で)

熱中症が多発している。宇部・山陽小野田消防局管内では、7月1日から8月5日までに48人が救急搬送されている。前年同期より8人多い。気象庁は、西日本で11日ごろにかけて、最高気温が35度以上の猛暑になるところがあるとして「高温に関する気象情報」を発表し、健康管理に十分注意するよう呼び掛けている。

山口県を含む九州北部が梅雨明けしたとみられると発表された7月8日以降、宇部市中心部で最高気温が30度を割ったのは、わずか1日だけ。県北部や島根県を襲った豪雨災害があった28日に28・8度(市防災危機管理課調べ)を観測しているが、その日も最低気温25度以上の熱帯夜だった。最も高かったのは3日午後5時すぎに観測した35・3度で、今夏初の猛暑日となった。
宇部と山陽小野田消防局管内の今夏の熱中症による搬送患者は、年代別では10歳代の11人が最も多いが、年齢に関係なく発症している。65歳以上は16人で、屋内での発症が目立つのが、ここ最近の特徴という。時間帯は午後からが大半を占めるものの午前7時ごろ、日没後の午後9時ごろに搬送したケースもある。
宇部市内の運動競技施設を管理している市体育協会では、ポスターや電光掲示で、利用者に小まめな水分補給など熱中症予防を呼び掛けている。
また、日本ジャンボリーで多くの子供が訪れている山口市阿知須地区のいぐらの館では、井戸水を使って打ち水をしている。職員の横田美佳さんは「炎天下を歩くスカウトに涼を得てもらおうと考えた」と話す。
同庁の1カ月予報では、平年に比べて晴れの日が多く、少雨の状態が続くという。
日本気象協会によると、日本列島の広い地域が太平洋高気圧に覆われるのが原因。チベット高気圧の勢力も再び強まっていて、松井渉気象予報士は「日本列島は2枚の布団をかぶせられたようになっている」と話す。

カテゴリー:行政2013年8月6日

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