宇部のがん検診、受診率が低迷

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厚生労働省はがん検診の受診率50%を目標値にしているが、宇部市の受診率は9~20%にとどまっている。特に胃がん検診を受けた人は2012年度は対象者の8・9%で、その他のがん受診率と比べて10ポイントも低くなっている。

市健康増進課の調べによると12年度の受診率、受診者数は①肺がん20・5%(1万976人)②子宮がん18・5%(3531人)③乳がん17・0%(3967人)④大腸がん16・9%(9064人)⑤胃がん8・9%(4779人)の順。
過去5年間の受診率は乳がんは08年度の10・4%から17・0%、子宮がんは13・1%が18・5%と大きく伸びた。一方で大腸がんは16・0%が16・9%と横ばい。肺がんは22・1%から20・5%、胃がんは10・3%から8・9%にダウンしている。
子宮がんと乳がんについては09年度から、大腸がんについても11年度から節目年齢に無料で受診できるクーポン券を配布しているのが受診率向上をアシストしている。
市は検診率を上げるためにあの手この手の取り組みを続けている。40歳以上の人は、市の「はつらつポイント制度」に登録すれば1種類の受診につき100ポイント(1ポイント1円に換金)を付与。乳がんについては今年度は市単独事業として節目年齢以外の45~60歳の対象者についても無料クーポン券を配布した。
この他にも車による地区巡回検診とは別に土・日曜日に受診できる総合集団検診を年10回開催し、このうちの3回は託児も可能な女性限定検診を実施。がん・なんでも相談窓口を山口大医学部付属病院、市保健センターなど5カ所に開設するなど、受診しやすい環境づくりを整えている。
検診をきっかけにがんと判明した人は、11年度は大腸がんが34人、肺がんと胃がんがそれぞれ9人、子宮がんが3人となっている。
市健康増進課では「がんの早期発見、治療のために検診は有効。子宮がんの発症が全国的に若い世代に増えており、フェイスブックや子育てメールなどで啓発活動に努めたい」とした。

カテゴリー:行政2013年7月16日

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