宇部市長選、あす投開票

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宇部市長選はあす23日が投票日。即日開票され、古里の未来を託すリーダーが決まる。1週間の決戦に臨んだ無所属で現職の久保田后子候補(58)=西岐波下片倉=と、無所属で自民党県連推薦の新人、木藤昭仁候補(59)=厚南中野=の一騎打ちに市民の審判が下る。投票は市内61カ所の投票所で午前7時から午後8時(一部投票所は7時)まで。開票は午後9時20分から俵田体育館で行われ、作業が順調に進めば、午後11時ごろには確定票が発表される。

無投票ムードから一転、選挙戦が確定したのは告示の1カ月前。保守系市議15人の後押しと自民党県連の推薦、元同僚や同級生、地域の仲間の支援を受けて、木藤候補が立った。改革の継続を掲げた現職と、信頼と絆の再生を強調する元市幹部職員による対決という、同選挙では久しく見られなかった構図に有権者の注目が集まった。
両候補とも、市制100周年を見据えた総合計画を基本に、雇用の創出、中心市街地再生を視野に入れた地域経済の活性化、少子高齢・人口減少社会への対応など古里が抱える課題について、論戦を繰り広げた。また、政治姿勢やこの4年間の市政運営に対する評価も見解が分かれた。
期日前投票は好調で、市選挙管理委員会によると、21日までに2009年の前回同日比で1・65倍の8887人が投票を済ませた。市民センターでの投票が伸びた。制度の定着と一番身近で重要な選挙としての関心の表れとみており、22日も順調にいけば1万人を超えると見込んでいる。
23日は午後10時から30分ごとに、市のホームページで開票速報を行う。
久保田候補は、告示日に新マニフェスト(政策公約)を公表し、行財政改革の推進を柱に、地域経済活性化、安心安全で心豊かなまちづくり、常盤公園のブラッシュアップなどを訴えた。無党派草の根で幅広い層に市政の継続をアピール。遊説中に左肘を複雑骨折したが、家族と応援弁士が候補不在の個人演説会を懸命にもり立てた。
これまでにない危機感を持って臨んだという津島栄選対本部長は「ただ、ひたすら市民を信じ、きっちりと判断していただけるよう、4年間の成果とさらなる政策を伝えることに徹した。節約をして、少子高齢など、今の社会の課題にきめ細かに手を打っていく。そんな政治ができる人が誰であるかを知ってほしい」と語った。
木藤候補は、告示日以降、各所で選挙カーから降り、市民と触れ合いながらの遊説を展開。夜は連日、ふれあいセンターなどで個人演説会を開き「信頼と絆で築く、元気都市うべ」をスローガンに、国、県と連携し、市民の声を受け止めながら長期的展望に立った町づくりの必要性や、市政への熱い思いを主に説明。演説会は全て満席となる盛り上がりで、時間、固定票がない中からのスタートだったが着実に支持を広げてきた。
「正々堂々、戦える状況にまできたと思う」と岩本哲男事務長。「今のままでは未来の宇部が見えない。みんなが明るく、元気がある町を実現してくれるのは、まじめで行政手腕にたけた木藤候補しかない」と話した。

カテゴリー:行政2013年6月22日

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