市長選、現職の久保田さんと新人の木藤さん 1週間の舌戦

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宇部市長選は16日告示され、1週間の短期決戦が始まった。立候補は届け出順に、無所属で現職の久保田后子さん(58)=西岐波下片倉=、元市総務管理部長で、無所属新人の木藤昭仁さん(59)=厚南中野=の2人。それぞれの事務所前に多くの支持者を集め、高らかに第一声を発した後、選挙カーで遊説し、支持を訴えた。

市制100周年を展望した古里の未来を託すリーダーを選ぶ重要な選挙。久保田さんは厳しい行財政改革を断行し、市役所内の改革、協働のまちづくり、企業誘致、常盤公園の活性化、6次産業の振興などに力を入れてきた。
無投票ムードから激しい選挙戦に一転したのは告示1カ月前。木藤さんは、マニフェスト至上主義、国や県、地域コミュニティーなどとの関係が崩れていることを懸念し「信頼と絆の再生」「明るい未来の展望」などを掲げて立った。出馬にあたり、自民党県連の推薦を得て、組織体制を整えてきた。
選挙戦は、草の根と組織型という構図の中、市政運営のスタンスや産業力の強化と雇用の創出、安心安全のまちづくりなど、地域の課題解決への取り組みを幅広い層に訴えていく。
気になるのは投票率。前回の2009年は39・75%、05年は同選史上最低の31・45%。無投票だった1993年以降、同選挙の投票率は50%台を大きく割り込んでいる。
市選挙管理委員会によると、15日現在の有権者数は14万1230人(男性6万6226人、女性7万5004人)。
17日から22日までの間、市役所、楠総合支所、7市民センター(東岐波、西岐波、厚南、原、厚東、二俣瀬、小野)の計9カ所では期日前投票を受け付ける。時間は市役所が午前8時半から午後8時まで、楠総合支所と7市民センターが午前8時半から午後5時まで。

【久保田陣営】新天町2丁目の事務所前で出陣式を行い、集まった支持者約600人(陣営発表)を前に、久保田候補は「厳しい時代だからこそチャンス。今までの古い手法では乗り切れない。その道筋を付けてきた。行財政改革を進めながら、市民生活を豊かにし、笑顔と活力が出る宇部市づくりに向けて、次の4年間、再び私に任せてほしい」と呼び掛けた。
新しいマニフェスト(政策公約)として「改革と成長の戦略プラン100」を公表した。宇部の元気づくりのための政策をしっかり根付かせ、大きな花を咲かせる。民間活力も導入し、財源確保を目指すとしている。
後援会の鈴木英太郎会長は「今後の宇部の方向性を決める重要な選挙。市民のための市長か役所のための市長か、良識ある皆さんの選択が問われる」と呼び掛けた。山陽小野田市の白井博文市長は市政改革の意欲と情熱にエールを送った。射場博義市議も支持拡大を訴えた。
個人演説会は17日は午後6時半からJA山口宇部厚東支店、7時半から同厚南支店。18日は小野と二俣瀬のふれあいセンター。19日は記念会館で総決起大会を開く。

【木藤陣営】選挙事務所を構える浜田3丁目の建設会社敷地内で激励大会・出陣式。約1000人(陣営発表)が気勢を上げた。
伊藤隆司後援会長は「これだけ多くの人に集まってもらい、感謝している。現在は木藤候補だが、皆さんの力で市長・木藤をぜひ実現させてほしい」とあいさつ。河村建夫衆院議員の長男で秘書の建一さん、林芳正農林水産大臣夫人の裕子さん、杉山孝治自民党宇部支部長、西平民子宇部市ママさんバレーボール連盟会長、綿屋滋二元県副知事が、支持を呼び掛けた。
登紀子夫人からたすきを掛けられた木藤候補は「これまで行政マンの一人として市政を支えてきたが、この4年間は短期的な成果を目指したパフォーマンス政治だったとしか言いようがない。今ここで市長選に立候補することは私の天命。皆さんの声を受け止め、信頼と絆を基に、ぬくもりのある元気都市宇部をつくり上げたい」と決意を述べた。
個人演説会は17日は午後6時半からJA山口宇部小野支店、7時から同二俣瀬支店で開催。18日はJA山口宇部の東岐波支店と西岐波支店、19日は厚東と船木のふれあいセンターで行う予定。

カテゴリー:行政2013年6月17日

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