宇部市長選、あす告示

任期満了に伴う宇部市長選は16日に告示され、1週間の選挙戦が始まる。立候補を予定しているのは、現職の久保田后子さん(58)=西岐波下片倉=と元市総務管理部長の木藤昭仁さん(59)=厚南中野=。市制100周年を展望した古里のかじ取り役にふさわしいのは──。実績と知名度で再選を目指す現職と、自民党の推薦を得た新人による激しい戦いが予想される。

久保田さんは市長就任後、選挙戦で掲げたマニフェスト(政策公約)を総合計画前期実行計画に溶け込ませ、行財政改革にスピード感を持って取り組み、企業誘致や常盤公園の活性化、産業の裾野を広げるための施策も打ち出した。新しい事業や政策が動き始めたこともあり、続投への意欲を示した。
木藤さんは幹部職員として市政を支え、昨年3月に早期退職。今年に入って介護の仕事を始めていたが、マニフェスト至上主義、国や県、地域コミュニティーなどとの関係が崩れていることへの懸念から「10年、20年後の宇部を少しでも明るく展望するために」と決意。自民党県連の推薦を得て、保守系市議、職員OB、同級生らと組織体制を整えてきた。
告示日までの後援会活動では、久保田さんは1期目の実績とさらに推進したい政策、国や県との関係などを強調。後援会の津島栄さんは「常に危機感はあるが、ミニ集会への参加者も多く、反応もいい」と振り返った。選挙期間中も草の根をモットーに支援の輪を広げ、次期マニフェストも配布する。
一方、木藤さんは出馬表明に至った背景を説明し、信頼と絆の再生や現職との政治手法の違いを語った。各種団体や企業などへ出向いて顔を売るなど、有権者へのアプローチに現職との違いが見られた。通常、現職は2期目の選挙が最も強いと言われるが、木藤さんの後援会関係者は「その中で保守系市議15人が支援に回った。現職に何らかの問題があるということの表れではないか。マニフェストの成果や財源捻出だけでなく、途中で崩れた事業なども検証するべき」と言う。
出陣式は、久保田さんが午前9時から新天町2丁目の事務所前で行い、山陽小野田市の白井博文市長らが応援演説する予定。その後、日中は選挙カーで市内を巡り、JA山口宇部厚東支店と同厚南支店で個人演説会を開く。木藤さんは9時から浜田3丁目の事務所前で行う。1000人規模を見込み、初日が最大の総決起集会になりそう。市内を回り、第1原公会堂、善福寺でマイクを握る。

カテゴリー:行政2013年6月15日

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