市長が求人確保で企業訪問

雇用の確保を求める白井市長ら(戸田工業小野田事業所で)

求人確保対策の一環として、山陽小野田市の白井博文市長は17日、5月の「求人確保促進月間」に合わせ、小野田、山陽の両商工会議所、宇部公共職業安定所と連携して市内の6社を訪問した。企業の厳しい現状に理解を示しつつも、新卒予定者や離職者の積極的な雇用を求めた。

第2次安倍内閣の経済政策などで景気の回復に期待感が膨らむものの、いまだ地方の雇用にはつながっていない。3月時点の県内の有効求人倍率は0・91倍で、前月を0・02ポイント上回ったが、宇部地域では0・83倍で、前月から0・07ポイント下がった。
同日は白井市長、小野田商議所の藤田敏彦会頭、山陽商議所の嶋田正平専務理事、宇部職安の岡田秀紀所長が企業を訪れ、若者の採用や雇用枠拡大の検討に加え、高年齢者や女性、障害者、離職者の雇用への配慮を記した要望書を渡した。
新沖1丁目の戸田工業小野田事業所(河内邦博所長)では、宮下亮小野田工場長が対応。磁性トナー材料の製造に替わり、リチウムイオン2次電池用正極材料の製造に力を入れているなど現状を説明した。
従業員は約170人。協力会社を含めると300人を超えるが、近年は開発部門での採用が大半で、高卒者は採用できていないことも報告し「若い人材に技術を伝えることも必要。事業所長会議などで現場の声として伝えたい」と応えた。
白井市長は社の現状を理解しつつ、「活力ある住み良さ創造都市」を将来の都市像に掲げて、多様な働く場の創出や確保に努めていることを伝え「雇用の促進をお願いしたい」と訴えた。

カテゴリー:行政2013年5月18日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ