B787、6月1日再開目指す

東京羽田までを往復していた全日空のB787型機

バッテリーの不具合で1月16日、山口宇部空港を出発したボーイング787(B787)型機が香川県・高松空港に緊急着陸して以来、運航を停止していた同型機について全日空広報部は「6月1日から定期便の運航再開を目指す」考えを明らかにした。バッテリー改修、確認フライトなどを通して安全がチェックされれば、半年ぶりに同型機が山口宇部―東京羽田路線に戻ってくる。

同機を製造するボーイング社が米国航空局(FAA)に提出したB787型機のバッテリー関連部の改修プランが4月19日(現地時間)に承認された。これを受けて国土交通省が26日、同型機への耐空性改善通報の決定版を各航空会社に発行し、バッテリー対策を条件に運航再開を許可した。
全日空は保有している17機の改修に入っており改善策をクリアし、さらに改修された機材の飛行状態を確認する確認フライト、バッテリーのサンプリング検査、運航乗務員が実際に乗務する慣熟飛行などの安全チェックを上乗せで実施し、山口宇部のほか岡山、広島などと東京羽田を結ぶ定期路線で6月から運航を再開させたい考え。
山口宇部―東京羽田路線の定期便は昨年1月にB787型機が就航以来、トラブル前は全て同型機を使用していたが、6月からの5往復については787型機は3往復、767型機は2往復の運航となる。随時、787型機に移行していく。同型機を含む6月以降の運航スケジュールは既に組んである。
また、全日空では定期便での運航再開を待たずに「悪天候などの影響で機材繰りがままならない場合、安全が確認されたB787型機を臨時便として運用したい」(同社広報部)と話した。
B787型機は全日空のほか日本航空が7機を保有するなど全世界で50機が納入されている。4機を保有するエチオピア航空では4月末から商業飛行を再開している。
同型機の機材トラブルで山口宇部―東京羽田路線は事故直後から46便が欠航。代替機を使って1日5往復体制に戻ったのは2月2日からだったが、B787型機に比べて座席数が少ないこともあり、利用客に影響が出ていた。

カテゴリー:行政,その他の話題2013年5月1日

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