がん検診予定通り、地区巡回車に医師立ち会い

がん検診車でのX線撮影に医師が立ち会わないのは「違法」と厚生労働省が判断し県内外で影響が広がっている問題で、宇部市は来月からスタートする地区巡回検診に医師を配置して予定通り実施することを決めた。

下関市の住民が昨春「違法では」と指摘し、県が今年2月、厚労省に確認したところ口頭で「違法」の回答があった。
これを受けて下関市が新年度から肺がん検診車の運用を中止。他の市町でも中止や延期を含めた対応を迫られている。一方で県は今月4日付で厚労省に解決策を示すよう文書で要請。県市長会も18日、医師不在でも検診事業ができるように診療放射技師法の改正を国に求める要望書を提出した。
宇部市は現在、西日本産業衛生会(福岡県北九州市)に委託して、結核や肺がんなどを調べる胸部X線検査と胃がんなどを発見する胃透視検査(バリウム検査)の巡回検診を行っている。
今年度も5月13、14日の上宇部会館での地区巡回検診を皮切りに、5月だけでも川上ふれあいセンター、西岐波ふれあいセンター、琴芝ふれあいセンターで巡回検診を行うことにしていた。違法判断が出たことで、延期が懸念されていた。市では要望書などへの厚労省からの回答、問題解決策も示されない中で、市民サービス確保の観点から医師を付けて予定通り実施することにした。そのための財政負担も新たに生じる。
市健康増進課は「がんの早期発見、治療につなげるために予定通り実施したい」と積極的な受診を呼び掛けている。
問い合わせは市保健センター(電話31―1777)へ。

カテゴリー:行政2013年4月26日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ