参院補選、新人4候補 県都で高らか第一声

昨年末の衆院選で自民が政権奪還を果たし、第2次安倍内閣が誕生してから全国初の国政選挙になる参院山口選挙区補欠選挙は、11日に告示され、17日間の舌戦が始まった。立候補したのは、届け出順に、自民公認・公明推薦の元下関市長、江島潔さん(56)、共産公認の元周南市議で党県くらし・雇用対策本部長、藤井直子さん(60)、幸福実現党公認で党県本部副代表、河井美和子さん(50)、無所属・民主、みどりの風推薦の元法務大臣、平岡秀夫さん(59)の4人=正午現在=。各陣営とも山口市内で出陣式の後、遊説しながら地元や重点地区に向かった。投開票日は28日。

自民・安倍政権が初めて迎える有権者の審判。経済・金融政策、環太平洋連携協定(TPP)、外交・国防、原発問題、憲法改正など日本が抱える数多くの課題と、少子・高齢化と人口減少による地域力の低下が指摘されている古里づくりなどが争点となっている。
また、各党は7月の参院本選に向けた前哨戦と位置付けており、4陣営とも選挙戦初日から党幹部らが応援に駆け付けて〝挙党態勢〟で気勢を上げた。期間中も党首や著名議員らが相次いで県入りを予定している。
【江島候補】午前9時から山口市の維新公園駐車場で出陣式。「地方の中小都市のため、国として何ができるかを第一に考えたい。これからの日本を背負う若者に夢を与えられる国に」と決意表明し、支持者1100人と圧勝を誓った。
石﨑幸亮・自民党県連選対本部長らのあいさつに続き、県選出の国会議員4人と高木陽介・公明党選対委員長が激励。河村建夫・自民党選対委員長は「挙党態勢で戦う。参院選の弾みとなる素晴らしい票を」と訴えた。頑張ろうコールで士気を高め、県西部に向けて遊説に繰り出した。
【藤井候補】午前10時15分から山口市の県庁藩庁門前で出発式。支持者約350人を前に「消費税の増税、TPP参加にノーを突き付け、国民の暮らしと平和を守ろう」と第一声を上げた。原発再稼働やオスプレイ配備の阻止も訴えた。
共産党本部から駆け付けた小池晃党副委員長は「古い自民党と新しい共産党の対決という構図。本当の景気回復を実現するため勝ち抜こう」と送り出した。支持者と握手を交わした後、選挙カーに乗り込んだ候補は初日、山口市、下関市、山陽小野田市、防府市などを遊説。
 【河井候補】午前9時10分からJR山口駅前で第一声。支持者100人を前に「愛しているからこそ、この国を守りたい」と決意を表明し、憲法第9条の改正、消費税増税中止を宣言。「本気で新しい国をつくっていこう」と呼び掛けた。
幸福実現党の矢内筆勝党首も駆け付け、「明治維新の志士たちのような政治家を、この山口県から国会に送り込むのが私たちのミッションだ」と激励。河井候補は支援者たちと一緒に「エイ・エイ・オー」を三唱し、山口市内を回った後、周南市に移動して出陣式を行った。
 【平岡候補】午前9時半から山口市の山口情報芸術センター前で出陣式。300人の支援者を前に、「夏の参院本選後に予想される安倍政権の危険運転を阻止するには必ず勝利することが必要。幅広い庶民の声を結集して巨大政党に対抗する先駆けとなる」と国政返り咲きへの強い意欲を表した。
民主党の海江田万里代表、社民党の福島瑞穂党首、連合山口の杉本郁夫会長が応援に駆け付け、海江田代表は「今後の日本の命運を懸けた選挙。安倍首相の本拠地で、安倍政権NOの声を上げていこう」と呼び掛けた。

カテゴリー:行政2013年4月11日

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