ときわ丸、公園改修で来月から解体

完成したときわ丸の模型

宇部市の常盤公園で動物園ゾーンのリニューアル工事が本格化し、ボンネットモンキーの飼養施設「ときわ丸」が、近く姿を消す。長年、市民に親しまれてきた動物園のシンボルを後世に伝えようと、50分の1サイズの模型が完成した。

ときわ丸は市の失業対策事業として1963年から64年にかけて造られた。当時、動物園のサル山は円形の岩山で人が見下ろすというのが一般的だったが、各地を視察した担当者らが、海に面している宇部らしく、中央に船を据え、楕円(だえん)形にして上と下から動物が眺められるようにと工夫した。完成したコンクリート船は全長20㍍、幅3・7㍍。
リニューアル整備事業の中で展示の方向性がそぐわず、施設が老朽化していることから新旧交代する。模型は帆船模型に詳しい中山の長広博光さんが制作した。船体や灯台はもちろん、飼育担当者が出入りするドア、下から見るための金網など全体を忠実に再現した。市は「今までありがとう、さようならときわ丸」と題して、13日から5月6日までの間、遊園地の無料休憩所で模型と建設当時の新聞記事やパネル写真を展示する。
現在開催している探検ツアーは、14日(午後1時から)と5月5日(午前10時から)にもある。最終回では建設当時のエピソードも紹介する予定。解体は5月下旬から6月には始まる。

カテゴリー:行政2013年4月9日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ