白井市長 3選果たす

生田選管委員長から当選証書を受け取る白井さん(8日午前10時、市役所で)

山陽小野田市長選は7日、投開票され、白井博文さん(75)が伊藤武さん(66)を破って3選を果たした。一方、議員定数を20人以下とすることへの賛否を問う住民投票は投票率が45・53%で、50%に達さず不成立となった。白井さんは翌8日、市役所に登庁し、財政規律を堅持しながらの新たなまちづくりに意欲を見せた。

市民が選択したのは財政再建に取り組んだ2期8年間の実績だった。白井さんは出馬表明が今年に入ってからと出遅れ、告示前のミニ集会は全小学校区で各1回と少なかったが、選挙期間中は市内をくまなく遊説し、支持を訴えた。
選挙戦を支えたのは人柄に引かれて集まったボランティアをはじめ、中学、高校の同窓生など。自民党小野田支部などの推薦も受けた。得票数は前回より3524票も落としたが、伊藤さんに3倍以上の大差を付けた。
伊藤さんは特定の政党や団体からの推薦は受けず、一貫して主要交差点でのつじ立ちや遊説を繰り返した。昨年2月、早々に出馬を表明したものの、知名度や政策が隅々にまで浸透しなかった。
投票率は市長選では過去最低の46・13%(2万4200票)。新市となって以来、投票率が50%に満たなかったのは2008年の知事選(37・19%)、11年の県議選(46・08%)、12年の知事選(41・66%)に次いで4度目。
争点が見えづらく、盛り上がりに欠けたことが響き、住民投票との同時実施により、難しい選択を迫られたことも市民の足を遠のけた。期日前投票も最終日の6日が雨だったこともあり、前回より138人少ない4579人だった。
3選を果たした白井さんは、8日午前10時前に登庁。当選証書を受け取った後、課長級以上の職員を前に「一丸となって力をさらに発揮していきたい。市民あっての市役所という自覚を持ち、精いっぱい働いて」と訓辞した。
白井さんは照れ隠しもあってか、出迎えのために正面玄関前に集まった職員を避けるように登庁。10時に市選挙管理委員会の生田希委員長から当選証書を受け取った。
訓辞では「人は経験を積んだりすると、妥協を覚えてしまいがちだが、私にとって最後の4年間はそれをやめようと思っている。皆さんも少々の困難にぶつかっても、突破すべく頑張ってほしい」と諭した。

カテゴリー:行政2013年4月8日

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