国道190号死亡事故の再発防止を

事故現場を点検する国土交通省の職員と警察官(文京町で)

交通死亡事故が先月、相次ぎ3件発生した国道190号での再発防止の取り組みが2日から始まった。国土交通省宇部国道維持出張所、県警の担当者が、事故現場を点検。従来の啓発活動と取り締まりに加え、ハード面で対策を講じられないか検討する。

3月14日未明、道路上にいた79歳の男性が、中型トラックと衝突して転倒し、後続の軽乗用車にもひかれて死亡した現場は、付近で歩道が途切れており、歩道のある反対車線側に地下道で迂回(うかい)するようになっている。過去にも歩行者がはねられる死亡事故が2件あり、既に地下道への迂回を促す大きな看板が設置されている。「誰もが分かる表示ができないか」との意見が出て、歩道に白線で矢印を書くことでさらに強調できないか検討する。
同月21日夜、道路を横断していた63歳の男性が軽乗用車にはねられて死亡した現場では、約1・5㌔にわたる片側2~3車線の直線道路が、スピードを出しやすくしていることに注目。信号のサイクルをずらし、細かく停車させることでスピードを出しにくくする措置が検討された。
宇部警察署の加藤工交通官は「車と人が接近するから事故になる。スピードが出ているから止まれない」と話し、無理に道路を横断しようとする人にも、巡回するパトカーで、より積極的に注意をして、車と歩行者の双方の対策を進める。
また、啓発活動について、同署は、高齢者宅の戸別訪問や老人クラブと連携した活動で、過去に講習会に出ていない人にも交通安全を呼び掛ける機会を設け、草の根で事故防止を呼び掛けることにしている。

カテゴリー:行政2013年4月3日

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