市長選、あす告示

任期満了に伴う山陽小野田市長選は、あす31日に告示される。現職の白井博文さん(75)と、元市議で新人の伊藤武さん(66)の2人が立候補の予定で、一騎打ちが濃厚となっている。ようやく財政の再建が図られ、合併特例債を活用した多くの大型建設事業が本格化する中、新たなまちづくりを託すリーダーを選択する選挙戦が始まる。投開票は4月7日。

白井さんは2009年の再選後、市長職は2期8年が妥当としていたが、適当な後継者が擁立できなかったこともあり、後援会の強い後押しもあって、1月になってから出馬を決意。自民党小野田支部などから推薦を受ける。
「破綻しかけていた財政もようやく軌道に乗った」と、8年間の白井市政で財政再建の代償となっていた文化やスポーツ、観光、子育てや高齢者の支援に力を注ぐ方針。「倒れるまでやる」と強い意欲を示している。
伊藤さんは「新たなまちに変えていくため、自らが立たなければ」と昨年2月、早々に出馬を表明し、市長選に向け、今年の市議会3月定例会の最中に市議を辞任。「大きな戦を戦い抜きたい」と力を込めている。
争点には新市民病院の建設地と学校給食施設の建設問題を掲げている。市の中心部と周辺地での行政サービスの格差も感じ、バランス感のあるまちづくり、地域が希望するサービスが行き渡るまちづくりを目指す。
新市誕生に伴う05年の初の山陽小野田市長選、09年の前回選挙はともに2候補による一騎打ちで、いずれも投票率は6割を超え、白井さんがダブルスコアで圧勝。争点が見えにくい中で始まる今回は、投票率の低下も懸念される。
投票日には議員定数を20人以下とすることへの賛否を問う住民投票も行われる。白井さんを支援する、ふるさとを考える会が有権者の6分の1以上となる1万1809人分の署名を集めて本請求したものだ。
投票率が50%に満たない場合は開票されないため、同会では「賛成でも反対でも投票所に足を運んで」と呼び掛けている。また市町合併後の05年から定数削減を訴えており「投票率は活動の評価のものさしとなる」とも考えている。
一方、議会改革を応援する市民の会は、適正な議員定数は議会審議で決めるべきと、削減に反対の立場を取り、市長選に行っても住民投票に参加しないよう促すなど、相反する団体の活動が熱を帯びている。
市選挙管理委員会によると、2日現在の選挙人名簿登録者数は5万3290人(男性2万4607人、女性2万8683人)で、前回の市長選時の当日有権者数と比べ、27人増えている。

カテゴリー:行政2013年3月30日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single