レアメタルを回収へ「小型家電」回収ボックス設置

設置された回収ボックス(市役所で)

デジタルカメラや携帯電話などの小型電子機器に使用されている鉄やアルミ、希少金属(レアメタル)を適正に回収し、有効に再利用しようと、宇部市は使用済み小型家電のリサイクル実証事業を開始した。市役所やふれあいセンターなど26カ所に専用の回収ボックスを設置し、市民に協力を呼び掛けている。効果を検証する事業は今月いっぱいだが、4月以降も継続する。

小型家電リサイクル法が施行されるのを前に、全国8県と九州地域が実証事業に採択された。近隣自治体との連携が条件で、県内では宇部、山陽小野田、美祢、周南市、阿武町が取り組んでいる。大部分が回収されずに廃棄、埋め立て処分されており、こうした「都市鉱山」を掘り起こし、循環型社会を形成するのが目的だ。
回収対象となるのは、投入口(40×20㌢)に入る大きさの携帯電話・PHS、パソコン、電話機、ファクス、デジタルカメラ、DVDビデオ、オーディオプレーヤー、USBメモリー、電子辞書、電子血圧計、懐中電灯、電子書籍端末、ヘアドライヤー、ゲーム機、時計、カーナビ、カーステレオ、アダプターやケーブルなどの付属品。ボックスは市役所が平日の午前8時半から午後5時15分まで、リサイクルプラザが平日と第4土曜日の午前8時半から午後4時半まで。ふれあいセンターは毎日午前9時から午後10時まで。
小型家電は、メーカーに送り返したり、更新時に下取りしてもらったりすることが多い。煩わしさや個人情報への不安から、ついつい家庭で眠らせているものもあるという。回収した小型家電は、事業者が買い取り、中間処理、金属精錬する。
市資源循環推進室では「従来通り、燃やせないごみとしてステーションに出せる。出し方が一つ増えたということ。時間に関係なくいつでも出せるし、個人情報の流出にも配慮しているので安心して出してほしい」と呼び掛けている。排出にあたり、個人情報の消去、回収後は返却できないこと、電池は取り外すこと、家庭から排出されたものに限ることなどをPRしている。テレビやエアコン、冷蔵庫、乾電池などは出せない。
問い合わせは同室(電話34―8247)へ。

カテゴリー:行政2013年3月6日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single