宇部市予算案、補正加え2.7%増637億5500万円

宇部市は22日、2013年度の当初予算案を発表した。一般会計は12年度当初比1・1%6億6000万円減の614億3000万円で5年ぶりの減額。国の緊急経済対策を最大限に活用し、補正予算措置分と一体的に編成した実質規模は2・7%16億6500万円増の637億5500万円と合併後最大になった。1日に開会予定の3月定例市議会に提案する。

有利な財源に組み替えたことで単年度はマイナスに転じた。ただし、補正予算を含めると投資的経費は大幅増を図った12年度当初をさらに上回る54億円を配分するなど積極型と捉えることができる。行財政改革による見直しでは、定員適正化計画に基づく人件費の減、広告掲載等による収入の確保などで4億2000万円、光熱水費の削減などで4000万円、職員給料の特例的な一部カットの継続、退職手当の段階的な引き下げで1億5000万円の計6億1000万円の効果額を反映。経常収支比率は普通交付税の減額、扶助費等の増加で95・8%と、健全化計画で示した数値より3・3ポイント上昇する見込み。
歳入では、市税、地方交付税、財産収入がそれぞれ減額。国や県の支出金は4億2800万円程度増える。地方交付税の振り替えとして発行する臨時財政対策債は2億円増の34億円。財政調整基金は6億円取り崩し、年度末残高が19億8600万円になる見込み。
歳出では、民生費の児童手当扶助費、生活扶助費が減るが、障害者福祉費が5億7600万円、児童福祉施設費が1億6000万円の増額。商工費は1億9900万円の減。土木費は補正予算に11億円を前倒ししたことで8億1500万円減る。教育費も小・中学校施設耐震化事業費8億9000万円を前倒し、学びの森くすのきの完成など事業費がなくなり、12億7700万円と大幅減になる。
補正計上する経済対策事業は24項目で23億2400万円。老朽化した琴川橋の架け替えに1億3700万円、常盤公園動物園ゾーンのリニューアル整備、エコパーク化の推進に5億1100万円。消防広域化に伴う高機能消防指令センター総合整備事業(宇部・山陽小野田消防組合負担経費)に2億2000万円。学校施設の耐震化事業に3億7900万円、学校給食センター整備事業に5億1300万円。
借金に当たる市債は補正予算措置分を含め69億7200万円の発行を見込む。建設地方債は12年度より2億9700万円減の24億3400万円。合併特例基金造成のため、合併特例債を11億2100万円計上。年度末の残高は678億4200万円となり、19億5900万円圧縮する。短市返済分は212億8900万円で、構成割合も12年度末の34・4%から31・4%まで下がる。
特別会計は8事業会計全体で385億7500万円と、12年度当初比1・9%7億2400万円増。

カテゴリー:行政2013年2月22日

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