特別委が定数4減案否決

尾山議長に報告書を手渡す小野座長(中央、市役所で)

定数削減の直接請求を受けて設置された市議会の「議員定数に関する特別委員会」(伊藤実委員長、9人)は8日、定数を20人にする条例案について、賛成少数で否決した。委員会決議として3月定例会で報告し、採決される。また同日、議長の諮問機関として昨年4月に設置された「適正な議員定数を検討する議員協議会」(小野泰座長、9人)が最終報告書を尾山信義議長に提出した。

直接請求は市民グループ「ふるさとを考える会」が4600人を超える署名を集めて成立。10月臨時会で現行の24人を20人にする条例案について審議したが、継続審議として特別委を設置し、議案を付託していた。
採決前の自由討議では、これまでに議論を重ねてきた内容や、34カ所で行った市民意見交換会で出された意見を踏まえ、推進派、慎重派の委員がそれぞれの持論を述べ、意見を戦わせた。
採決で賛成に挙手した委員は2人。削減推進派ながら「20人ではなく、19人が望ましい」という意見で、賛成しなかった議員も1人いた。
同協議会は複数会派から定数の見直しについての要望書が議長に提出されたために設置。現状や課題を踏まえ、定数問題について最初から数字ありきではなく、市議会にふさわしい人数は何人なのかという視点で検討を重ねてきた。
常任委員会は現状の3委員会で構成すべきとし、各委員数は同数で、討議機能や民意吸収機能、政策立案機能の観点から6~8人が適当という結論を出した。また議長は委員会に属さないことも確認した。
報告書のまとめとして、さらなる議会改革の推進を目指す中で、ふさわしい議員定数を決定する特別委員会の3月定例会での設置を要請した。
小野座長から報告書を受け取った尾山議長は「定数は市民の意見を尊重しながらも、議会で定めることが基本。定数を定める特別委員会を設置し、10月の市議選に間に合うように、9月定例会までには結論を出したい」と話した。

カテゴリー:行政2013年2月9日

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