議員定数削減、市民意見は半々

定数削減の直接請求を受けて設置された市議会の「議員定数に関する特別委員会」(伊藤実委員長、9人)は1日、1月に34カ所で行った市民意見交換会や、その際のアンケートで出された意見をまとめた。20日に開会予定の3月定例会までに委員会としての結論を出し、同定例会で示す。

意見交換会は削減の是非について広く市民の意見を聞くため、市内各地区の公民館や自治会館で実施。うち6カ所では12月定例会の議会報告会も兼ね、計373人が参加して318人がアンケートに答えた。
議員定数の在り方について意見を求めたアンケートの自由記述欄には178件が記載され、削減に慎重(現状または増加)な意見が74件、削減を推進する意見が70件とほぼ同数。分からないと答えたものが34件だった。
直接請求で示された20人の条例案に賛同すると記述した人は18人で、回答者の約1割。また会場で出された意見では慎重が30件、推進が16件だった。
定数の増員を求める意見では「より多くの民意が反映される」といった声が目立ち、現状維持を望むものには、削減することで「民意が反映されない」「行政監視機能が低下する」などの意見が出された。
一方、削減を推進する意見では「少数精鋭に」「財政面で」「類似する他市との比較で」「削減は世の中の流れ」「削減して1人当たりの報酬を元に戻す」「住民投票に向けた署名数を尊重すべき」などが多かった。
意見交換会について特別委では、参加者は少ないながらも目的意識を持った人が多く、活発な意見交換ができたことは、当初の目的をある程度は達成できたとし、6割以上が有意義だったと回答し、8割近くが今後も参加したいと答えたことから、今回の試みは一つの成果を上げたと結論付けた。
今後はこれまでの協議内容や貴重な市民の意見を踏まえ、20人の条例案について委員会としての結論を出し、3月定例会に示す。アンケートの集計結果は同定例会で報告するほか、議会だよりやホームページでも公開する予定。

カテゴリー:行政2013年2月2日

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