昨年の宇部・山陽小野田消防局、火災81件 2市とも減少

宇部・山陽小野田消防局(杉野嘉裕消防長)は昨年1年間の管内での出動状況をまとめた。消防広域化後、初めての統計で、火災は81件発生した。市単位で見ると、宇部が50件で約6割を占めた。山陽小野田は31件だった。前年と比べ、宇部が12件、山陽小野田が3件減少した。宇部は統計を始めた1974年以降、最も少なかった。

火災の種別は、建物が48件と最も多く、全体の約6割を占めた。次いで、雑草などその他が28件、車両が4件、林野が1件発生した。被害額は2億2727万8000円だった。
火災による死者は1人、負傷者は14人だった。死者は車両火災によるもの。負傷者は建物火災で13人、その他火災で1人だった。
火災の原因は、判明したものの中では、たき火が9件で最多。次いで、たばことこんろが8件だった。放火(疑いを含む)は7件、原因不明は15件だった。
宇部市に限定すると、種別は建物が34件で最多。次いで、その他が12件、車両3件、林野1件だった。死者は1人、負傷者は10人だった。
住宅用火災警報器の設置率は84・7%(昨年6月時点)。警報器の作動で火災に至らなかった事例が2件あった。2市ともに発生が減少したことについて、予防課は「警報器の普及率の上昇に伴い、防火・防災意識も向上した」とみている。
救急車の出動件数は1万360件。市単位では、宇部が7194件、山陽小野田が3166件。前年と比べ、宇部は62件、山陽小野田は5件減少した。
搬送人員は8918人。市単位では、宇部が6083人、山陽小野田が2835人。前年と比べ、宇部は190人、山陽小野田は50人減少した。
出動の内容は、急病が6220件で、全体の6割、次いで一般負傷が14・6%を占めた。交通事故と転院搬送はともに9・6%だった。
搬送した約4割の人が入院を必要としない軽症者。予防課は「一刻を争う重症者が出た場合に救急車がすぐに到着できない恐れがあるので、より一層の適正利用を呼び掛ける必要がある」としている。

カテゴリー:行政2013年1月29日

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