市長・副市長審査、予算 大詰め

各部の説明を聞きながら予算を査定する久保田市長と末次副市長(中央、24日午前9時、市役所で)

宇部市の2013年度当初予算の編成作業は、24日から久保田后子市長と末次宣正副市長による最終査定が始まった。予算規模は今年度当初並みの620億円程度を見込むが、緊急経済対策を目的とした国の大型補正予算を盛り込んだ〝14カ月予算〟となると、さらに大きくなる。査定は部局ごとに2月1日まで行われ、3月定例市議会に当初予算案として提案される。

昨年11月に公表した編成方針を基に作業を1カ月前倒ししてじっくり取り組んだ。各課見積もりを受けての総合政策部長査定は、最初に管理的経費を行い、年明けに政策的経費を行った。
大詰めの市長査定では、13年度の部・課方針書に基づき、施策内容や予算措置が説明され、1次査定で絞り込む過程で保留や落とした事業も議論する。限られた財源を有効に活用しながら、市制100周年に向けて、元気都市の実現と財政健全化を図る。
久保田市長は「13年度は総合計画前期実行計画、マニフェスト(政策公約)実施プランの最終年度。目標達成の総仕上げであるとともに、次期実行計画での発展的な実施につながるようにしたい。特に、厳しい雇用、経済情勢等を踏まえ、産業力強化・雇用対策、産業活性化につながる再生可能エネルギー、学校施設耐震化に意を注ぎ、地域経済の浮揚を図りたい。元気都市実現のためには子育て視点も積極的に推進する」と語った。
市の財政状況は、行財政改革加速化プランの実践、職員給料の特例的な一部カット、経常経費の圧縮により、財政構造の弾力を示す経常収支比率は94・6%と、依然として高水準。財政調整基金は11年度末で約26億円を確保したが、福祉関係経費や土地開発公社の解散に伴う公債費の増加、市税の減収を考えると十分ではない。

カテゴリー:行政2013年1月24日

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