救急出動件数と搬送人員が減少

グラフ

高齢化社会の進展に伴い、年々増え続けていた山陽小野田市内の救急出場件数と搬送人員が、昨年は減少に転じた。宇部・山陽小野田消防局(杉野嘉裕消防長)によると、昨年1年間の出場件数は3166件で2835人を搬送。また火災件数は建物火災14件を含む31件だった。

2011年と比べ、救急出動件数は5件、搬送人員は50人の減少。宇部市を含む同局管内全域(1万360件、8918人)でも67件、240人の減少となり、長く続いた増加傾向にようやく歯止めがかかってきている。
搬送人員の内訳は急病が1764人で6割以上を占め、次いで一般負傷388人、転院375人、交通事故218人など。1日平均は8・6件の7・7人。宇部市を含め、急病の8割近くが65歳以上の高齢者だった。
減少の一因には救急車の適正利用の呼び掛け効果もあるというが、いまだ軽症者の利用があるのが現状。畠中生雄警防課長は「本当に必要な人が呼べない時もある。消防署の病院照会電話も利用して」と話している。
一方、火災件数も11年より3件少なく、2年ぶりに減少した。31件のうち、小野田消防署管内が19件、山陽消防署管内が12件。内訳は建物火災のほか、車両火災1件、雑草火災などのその他火災が16件だった。
原因は「たき火」「マッチ・ライター」「野焼き」などちょっとした不注意から発生したものが計7件。負傷者は4人で、いずれも建物火災によるもの。被害額は2億6297万9000円(未報告の建物火災1件含まず)だった。
11年5月末までに設置義務が課せられた住宅用火災警報器の同局管内の設置率は、昨年6月の調査時で84%。寝室や2階に寝室がある場合の階段に設置するもので、火災の減少につながっているという。

カテゴリー:行政,その他の話題2013年1月10日

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