山口3区、河村さん圧勝8選

第46回衆院選は16日投開票され、17日早朝までに全480議席が確定した。自民、公明両党で325議席を獲得し、衆院で再可決が可能な3分の2を上回る議席を確保する圧勝。これに対し、民主党は57議席と惨敗した。山口3区は自民党前職で党選挙対策局長の河村建夫さん(70)が、10万7833票を獲得し、8選を果たした。県内の他選挙区でも1区高村正彦さん(70)、2区岸信夫さん(53)、4区安倍晋三さん(58)の自民党勢が独占した。

3区には河村さん、民主党前職の中屋大介さん(34)、共産党新人の五十嵐仁美さん(51)の3人が立候補。原発問題を含むエネルギー政策や景気対策、環太平洋連携協定(TPP)、外交・安全保障政策などをめぐり、激しい論戦を繰り広げた。
五十嵐さんが年明け早々に立候補表明し順調に準備作業を進めたのに対し、自民、民主の両党とも公認問題をめぐり支援者の中で不協和音が起こったり、突然の解散で準備が遅れたりして、慌ただしい師走選挙となった。
河村さんは党選対局長の職務から選挙区内に不在がちの選挙戦を強いられた。妻の隆子さんや長男建一さん、三女の寛子さんら家族が最前線に立ち、これまでの実績や公明党の推薦を背景に、前回より7924票少なかったが、手堅くまとめ、圧勝した。
中屋さんは比例九州ブロックからくら替えし、古里から初の出馬。若さを前面に打ち出し、連合の組織票を中心に支持を広げようと狙ったが、逆風の中で厳しい結果となった。前回、三浦昇さんの獲得票(7万3760票)から4万5000票減らした。
五十嵐さんは女性候補として消費税増税反対やTPP反対などを有権者に訴えたが、支持の拡大はならなかった。
◇   ◇
宇部市の投票率は54・49%。過去最低だった1996年の53・44%は上回ったものの、前回の66・81%から12・32ポイントもダウンし、県内市町では最低だった。
投票率は男性が54・93%、女性が54・11%。市内31カ所の投票区で最も低かったのは野中の35・47%、最も高かったのは藤ケ瀬(吉部)の64・47%。60%を超えた投票区はわずか4カ所だけだった。
低調だった期日前投票の最終状況は1万5553人にとどまり、前回(1万8179人)に比べ約14%ダウン。当日有権者数に占める期日前投票率は11・04%だった。
一方、山口3区の他市町の投票率は、山陽小野田市が57・18%で前回に比べ14・36ポイント減。萩市62・71%、美祢市68・46%、阿武町69・76%、旧阿東町64・97%。3区全体では58・02%で、前回より12・34ポイントダウンした。

カテゴリー:行政2012年12月17日

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