ガス、再募集に3業者

宇部市は、ガス事業の民営化計画に基づき、事業を一括継承する法人を募集したところ、応募締め切りの先月30日までに3事業者から応募があったことを明らかにした。

2010年3月にガス事業検討委員会が事業経営の望ましい在り方として「速やかに事業を民営化すべき」と答申。市はこれを受けて民営化計画を作り、昨年1月から2月にかけて法人を募集したが、応募がなかった。
問い合わせがあった企業に応募に至らなかった経緯や理由を確認すると、ガス料金が安価で経営の安定性に欠けること、市内に本拠を置くことなどが主な理由として指摘された。市は流動資産を除く譲渡価格を初回の18億円以上から16億円以上に変更し、事業継承会社の所在地要件も撤廃して再度公募した。
久保田后子市長は「現在、応募者が応募資格を満たしているか、1次審査を行っている。この結果を今月中旬に通知し、年内に現場説明会を行いたい」とした。その後は、来年3月末までに事業提案書の提出、譲渡価格の提示を求め、外部有識者で構成する譲渡先選定委員会で書面評価などの2次審査を行い、7月には優先交渉権者を選定して仮契約を結ぶ。作業が順調に進めば、9月市議会に事業譲渡の議案を提出し、14年4月1日に正式に譲渡する。
全国のガス事業者は209社で、このうち公営は29社。中国地区では宇部市と島根県松江市のみ(7月現在)。市のガス事業は1932年にスタートし、2006年度には環境に優しい天然ガスを導入した。供給戸数は1万7824戸(都市ガス1万5628、プロパン2196、3月現在)。11年度の経営成績は1億2072万円の赤字。熱量変更(天然ガスへの転換)に係る費用の償却が終わったため、総原価を見直して料金を改定。今年度は黒字が見込まれるという。

カテゴリー:行政2012年12月8日

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