市が耕作放棄地対策、景観作物に補助金

宇部市は耕作放棄地の解消のために荒れて作物を作っていない田畑にレンゲや菜の花、コスモスなどの景観作物を植える個人や団体に補助金を支給する。農林振興課では「将来、農地として復元するきっかけになれば」と期待を寄せる。

耕作放棄により荒廃した農地の再生事業に対して種苗代、作業代として交付する。県内で取り組んでいる自治体はまだ少ない。
対象となるのは農業以外に転用できない優良農地である農用地区域にあり、市農業委員会から耕作放棄地と認定されている土地。荒廃地の雑草や雑木の除去を行い景観作物を植えてもらう。
交付を受ける資格は市内に住所があり、市税の滞納がない人。土地の所有権や利用権の設定などにより耕作ができること。土地所有者だけでなく、地権者の承諾を得て自治会、団体らがレンゲ畑を整備しても良い。
補助対象作物と補助金額は、レンゲが10㌃当たり2万3000円、コスモスと菜の花、ヒマワリが2万5000円。10平方㍍未満は切り捨て、一筆ごとに計算する。
2011年度現在、市内の耕作放棄地は317㌶。このうち農用地域内には166㌶の放棄地がある。原野に近いような耕作放棄地を開墾して景観作物を整備するのは大変だが、ちょっとした作業できれいにできる土地は40㌶近くあるとされる。農林振興課では「まずレンゲ畑などに戻してもらい、それが近い将来、畑に復元されれば」と話す。
問い合わせ、申し込みは市農林振興課農政係(電話67─2822)へ。

カテゴリー:行政2012年11月16日

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