橋梁の”健康診断”開始「オビサポ点検隊」

橋の下から傷み具合を調べるオビサポのメンバー(土田橋で)

宇部市内の橋梁(きょうりょう)の損傷具合を調べ、計画的で予防的な修繕計画につなげようと、市の土木系技術職員OBによるボランティア「オビサポ点検隊」(松永衆一代表、11人)が24日から活動を開始した。

市が管理している橋は435橋あり、規模や構造(技術)にもよるが、職員で定期的な〝健康診断〟ができるのは250橋。労力や経費を伴うため、日ごろ職員と交流のあったOBが官民協働の観点から一肌脱ぐことになった。2006年に退職した松永代表(66)が元同僚らに声を掛け、今春退職した人も含め11人が集まった。点検隊は6月末に発足し、市と協力関係を築いた。
この日は、真締川の中流域に架かる川添の土田橋(42㍍)で点検を行った。技術職としての知識や技術、経験を生かし、鉄骨桁橋の下部から亀裂や腐食、塗装の状況を目視したり、ハンマーでたたいて反射音を聞いたりしてチェックした。異状な部分は写真も撮影。直近の点検状況が記された資料とも照らし合わせた。
松永代表は「市が掲げる安心安全のまちづくりの一助になれば。もっとOBに加わってもらい、活動に力を入れたい。退職して顔を合わせることがなかったので、いい機会にもなる」と意欲を語った。この後、御手洗橋も調べた。楠でも3人が点検活動を行った。今年度は40橋程度を予定し、通年では50橋を見込む。
市の橋は、その多くが高度経済成長期に建設され、経年劣化による老朽化が集中することが予想される。このため対症療法的な補修を避け、維持管理費用の平準化や縮減を図ろうと「橋梁長寿命化修繕計画」を策定し、今年度から修繕に着手した。

カテゴリー:行政2012年10月25日

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