議員定数削減、特別委は継続審査に

定数削減の直接請求を受けて市議会臨時会で設置された「議員定数に関する特別委員会」(伊藤実委員長、9人)は22日、定数条例の審議を再開したが、民意の在り方をめぐって各委員の見解が分かれ、採決の結果、賛成多数で継続審査とした。今臨時会では、可否が議決されない情勢となった。

前回の特別委で、参考人として意見陳述した市民グループ「ふるさとを考える会」の河村芳高代表との質疑と、委員間での自由討議を振り返り、問題点の整理から開始。
議長の諮問機関として設置されている「適正な議員定数を検討する議員協議会」(小野泰座長、9人)との兼ね合いのほか、河村代表が述べた「最悪は継続審議」の真意、二元代表制の在り方、民間企業との比較、定数を20人とする根拠、市民の声を聞く手法-の6点が挙げられた。
このうち協議会との兼ね合いについては、オブザーバーとして出席していた尾山信義議長が「ここで協議会の在り方を論議する必要はない。双方が並行で検討」との判断を示して一応の決着を見た。
他の問題点についても「継続イコール棚上げではない。誤解がある。もう少し丁寧に説明していく必要がある」(河野朋子副委員長)など、議会の説明不足や市民の誤解に起因している問題点であることを確認した。
しかし、定数削減の是非と民意については、委員各自が主張を曲げず、論戦が過熱。ただ、議会に対して意見交換や出前講座の要望も数件あることが報告されたこともあり「市民の声をもっと聞いて判断すべき」(中島好人委員)との大勢に傾いた。
休憩を5分間挟み、河野副委員長が継続審査を提案。中村博行委員は「時間をかけても平行線。結論を出すべき」、岩本信子委員は「現時点で結論が出ないなら、(賛成)できないと表明すべき」、河﨑平男委員は「会期中の審議が大原則」と、可否を迫ったが、「審議が尽くされていない」と継続審査の結論に至った。

カテゴリー:行政2012年10月23日

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