議員定数特別委、結論持ち越し

市議会の「議員定数に関する特別委員会」(伊藤実委員長、9人)は19日、定数条例の実質的な審議に入った。定数削減の直接請求を行った市民グループ「ふるさとを考える会」の河村芳高代表が参考人として出席。意見陳述の中で「最終手段として住民投票も覚悟」と、議会の解散請求も視野に入れていることを明かした。質疑後の自由討議では、委員の間で白熱した議論が交わされたものの具体的な方向性は見いだせず、22日の予備日に委員会を改めて開くことにした。

意見陳述で河村代表は、議長の諮問機関として設置されている「適正な議員定数を検討する議員協議会」(小野泰座長、9人)で「一向に議論が進展する気配が見えてこなかった」などと、直接請求に踏み切った経緯を説明。「可及的、速やかな判断を」と、特別委に可否を迫った。
自由討論では、考える会が集めた4486人分の有効署名について「重い」「重んじなければならない」という発言が、各委員の口を突いて出た。
しかし、現行の定数24人を20人にする条例案をめぐっては、「民意を尊重したい」という肯定派と、「数の根拠が乏しい」という慎重派や反対派とで議論が平行線をたどった。
常任委員会は「現行の3委員会が望ましい」という考え方で、ほぼ一致しているものの、その委員会の構成人数についても「少ない方が合意しやすい」という意見と、「少人数では少数意見が抑え込まれる」という意見とで割れた。
協議会の存在意義もテーマに上がり、「協議会には法的な根拠がない。特別委は特別委で結論を出すべき」という意見と、「矛盾が起き、市民に説明できない」や「議会ルールに違反」と、特別委の可否が先行することを反対する意見が出た。
有権者の関心は高く、考える会のメンバーを中心に一般傍聴者18人が委員会室で傍聴した。

カテゴリー:行政2012年10月20日

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