図上シミュレーションで初の防災訓練

災害状況を踏まえて対応を検討する職員(市役所で) ブラインド型の図上シミュレーションによる初の市総合防災訓練が10日、市役所で行われた。事前に訓練の進行やシナリオを訓練プレーヤーには知らせず、想定のみを与える実践的な訓練。関係機関の職員らを含む約80人が参加し、被害の拡大や抑止に向けて、意思決定と対応行動のイメージを養った。 2009年、10年と、2年連続して大雨災害に見舞われたことを踏まえ、市災害対策本部の機能や、関係機関との連携の強化を目的に、従来の実働訓練に替えて実施。 市の関係部局と、陸上自衛隊第17普通科連隊、海上自衛隊小月教育航空群、山陽小野田警察署、宇部・山陽小野田消防局、市社会福祉協議会が参加した。 想定は、気象庁から「大雨・洪水注意報、雷注意報」が発表され、前線の活発化に伴い、1時間に50㍉以上の非常に激しい雨が継続することが予想されるという状況からスタート。 道路冠水やのり面の崩落、建物の落雷火災、土石流発生など、刻々と変化する気象状況と災害に対応しながら、災害対策本部を設置。避難勧告の発令、広域救援部隊の要請を含め、各グループごとに配備体制を検討し、対策を協議した。 訓練は特に支障なく、正味約2時間半で終了。 市災害対策本部長を務めた白井博文市長は「昨年までの失敗しないための訓練ではなく、失敗して学ぶための訓練」と今回の訓練を位置付け、「関係機関の連携をより深めていただきたい」と講評した。

カテゴリー:行政,その他の話題2012年10月11日

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