ふるさとを考える会、議員定数削減の本請求

請求書を手渡す河村代表(市役所で) 市民グループ「ふるさとを考える会」(河村芳高代表、1300人)は1日、市長に対し、市議会の議員定数を現行の24人から20人に改めるように求める条例改廃の本請求を行った。地方自治法に基づき、市長は20日以内に議会を招集し、意見を付して議会に付議する。中旬に臨時議会が開かれる見通し。請求代表者には意見陳述の機会が与えられる。

河村代表ら5人が市役所を訪れた。書類はその場で審査を受け、公務で欠席した白井博文市長に代わり、杉本克彦総務部長が受理した。
請求書では、考える会が6月定例会に先立って提出した請願書の扱いについて、議会運営委員会(硯谷篤史委員長、6人)の継続審議となったことを踏まえ「行方の見えない状況が続いており、もはや住民直接請求に訴えるしかないとの判断に至った」と請求理由を説明。
定数20の根拠は「議会が本来の行政監視機能などを有効に発揮し、市政の円滑な運営に資することのできる最低限の数」で、「議会に要する財政負担について市民の大多数が同意できる」と示し、県内の類似市の例を参考に導き出したと説明している。
河村代表は「市民の思いをやっと届けることができて、ほっとしている。公開討論会(政策討論会)で議員個々の考えがはっきりしてきたので、議員自らの判断でしっかりした議論を踏まえて結論を出していただきたい」と述べた。
議員定数問題をめぐっては、2005年3月の合併時に、在任特例を不服とした当時の考える会が市議会(当時は42人)の解散を要求。同年8月に本請求し、自主解散に追い込んだ経緯がある。
新市初の市議選は、定数27人で実施。新生議会は06年9月、現行の定数24人に削減した。
2度目の市議選を経て誕生した現市議会は今年4月、議長の諮問機関として「適正な議員定数を検討する議員協議会」(小野泰座長、9人)を設置して協議を続けているが、結論は出ていない。
本請求に必要な有効署名は、有権者総数の50分の1以上(1076人以上)を大きく上回る4486人分が集まった。

カテゴリー:行政2012年10月2日

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