宇部市議会一般質問、学校給食を民間委託

宇部市教育委員会は来年度以降、学校給食調理業務の民間委託を段階的に進めていく考えを明らかにした。正規職員が退職する時期に合わせ、これまでの直営方式から切り替えていく方向で検討している。移転新築する新しい学校給食センターを含め、2019年度末までに10カ所程度を見込む。9月定例市議会一般質問初日の7日、質問に白石千代教育長が答えた。

市内では21カ所の給食調理場で学校給食衛生管理基準を順守し、児童・生徒に安心安全な給食を提供。このうち船木小は市町合併前に調理業務を民間委託している。直営の職員体制は、行財政改革加速化プランに基づき、正規職員の退職者補充として嘱託職員を採用。今年度には当初目標としていた正規と嘱託の比率1対2をほぼ達成した。
一方で、この体制を維持するためには、正規職員も採用しなければならない。白石教育長は「行財政改革の推進上、採用は困難。さらにこれ以上の嘱託化は管理運営上の支障が懸念されるため、段階的な民間委託を検討することにした」と経緯を説明した。
委託する業務内容は食材の調理、食器の洗浄、調理場内の清掃などを予定。献立の作成、食材の選定・購入は引き続き栄養教諭、学校栄養職員が行い、食材の安全性を確保する。人件費などの経費削減分は、地産地消の拡充、より豊かで多彩な献立の提供、食物アレルギー対応への体制整備、給食食器の更新、余裕教室のランチルーム化に充て、食育の充実強化、学校給食の質の向上につなげる方針。
市教委によると、今後7年間で正規21人が退職するのを勘案して配置を計画しながら進めていく。学校適正配置など不確定要素もあるが、栄養教諭、学校栄養職員が配置されている共同調理場から実施していく考え。対象となる学校に対しては、PTA役員、保護者を対象に、委託に至った経緯や業務内容などの説明を行い、理解を得たいとしている。

カテゴリー:行政2012年9月8日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ