湾岸道路一部開通から1年、朝夕の渋滞緩和

東西に延びる宇部スカイロード(山陽小野田市の竜王山から撮影) 宇部市西中町と東須恵を結ぶ宇部湾岸道路(愛称・宇部スカイロード)の一部が開通して1年が経過した。山陽小野田市竜王方面とのアクセスが向上、国道190号の厚南周辺の渋滞も緩和された。東須恵までの全面開通は今年度末となる見込みで、さらに利便性がアップする。

宇部湾岸道路は山口市と宇部・山陽小野田地域を結ぶ地域高規格道路「山口宇部小野田連絡道路」(全長約40㌔)の一翼を担う重要路線。西本町交差点から厚東川新橋を経て東須恵までの6㌔区間で形成。高架の本線と、これに沿って下側に街路(県道妻崎開作小野田線)を整備しており、厚東川新橋はダブルデッキ(2階が本線部、1階が街路部)構造となっている。
総事業費約860億円をかけて2000年から暫定2車線で整備が進められてきた。中川から原交差点までの妻崎開作街路(1・6㌔)は、07年12月に運用を始め、昨年8月末には中川と厚東川新橋までの街路部0・7㌔区間と藤曲インターチェンジ(IC)─西中町インターチェンジ(IC)を結ぶ本線2・2㌔区間が開通した。
これにより原交差点から西中町エリアまでの4・5㌔がつながりアクセスが著しく向上した。宇部小野田湾岸道路建設事務所が昨年11月8日(平日)に厚東川新橋地点で行った交通量調査では約9100台が通過した。5年ごとに国土交通省と県が調査している交通センサスは10年が直近の調査で、4・5㌔区間の部分開通後のデータはないが、県内有数の交通量がある藤曲交差点エリアの朝夕の渋滞は確実に緩和されているとみられる。
国交省宇部国道維持出張所では「国道190号に関しては特に渋滞の苦情など入っておらず、スムーズに流れていると思われる」(中本嘉実所長)、宇部小野田湾岸道路建設事務所でも「朝方、西中町インターチェンジから降りる車が、多いときで2、3回の信号待ちがあるが、それだけ小野田方面からの利用があるのだろう」(伊藤公一建設課長)と分析する。
山陽小野田市須恵西の自宅から宇部市中心部にある会社に通勤する男性は「午前8時に家を出るが15分から20分で到着する。中川まで一部開通した時も通勤時間が短縮したが、さらに15分前後早く着き助かっている」と話した。
今年度末には東須恵までの1・5㌔区間の本線が開通し、アクセスはさらに向上すると期待されている。

カテゴリー:行政,その他の話題2012年9月5日

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