県知事選、山本さん初当選

当選が確実になり万歳を繰り返す山本さん(中央)。左は二井知事(山口市で) 4期16年務めた二井関成知事の引退表明を受け、新人4人が立候補した県知事選挙は29日、投開票があり、元国土交通審議官の山本繁太郎候補(63)=自民、公明推薦=が25万2461票を獲得し、初当選を果たした。〝脱組織・政党〟で閉塞(へいそく)感打破を訴えたNPO法人環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さん(53)、元衆院議員の高邑勉さん(38)、元県職員の三輪茂之さん(53)の3人は、善戦はしたが及ばなかった。注目された投票率は、前回(2008年)を8・11ポイント上回る45・32%。前回最下位だった宇部市の投票率は5・77ポイント上昇し37・85%となり、下関市(37・5%)を上回った。

投票結果 県知事選は過去3回、保革一騎打ちの構図が続いた。今回は二井知事が引退を表明したことから、山本さんがいち早く出馬表明し、自民、公明両党の推薦を得て、手堅く支持層を拡大した。一方、民主、社民、共産の各党や連合などは独自候補の擁立を模索したが、果たせず自主投票になった。告示1カ月前の6月中旬になり、飯田さんら3人が相次いで出馬を表明したが、準備不足の感は拭えず苦戦を強いられた。
飯田さんの陣営には、自主投票となった民主、社民、共産などの支援者や市民団体関係者も勝手連的に加わり、脱原発や岩国基地問題をアピール。投票率が期待するほど上がらず、地元の周南市は制したが、他の市町は山本さんに先んじられた。
高邑さんは、税と福祉の一体改革など衆院議員活動のため議員辞職が遅れ、準備作業もままならないうちに、選挙戦に突入。自転車で県内を回り、若さを前面に打ち出したが、浸透しなかった。
三輪さんはポスター張りなどで支援者の手伝いはあったが、組織の応援はなく、1人で選挙運動を展開。自転車行脚とつじ説法を繰り返したが、支持層拡大には至らなかった。

カテゴリー:行政2012年7月30日

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