県知事選、終盤戦 気を引き締め

29日投開票の県知事選挙は終盤戦に入った。選挙運動もあと5日、各陣営では遊説行程を変更したり、党幹部や有名人の応援を得たりと、盛り上げに懸命だ。県選挙管理委員会は22日現在の期日前投票の中間状況を発表した。県全体では前回(2008年)を44%上回る2万8983人、宇部市選管は38%増の3440人となっている。

県知事選に出馬したのは、それぞれ無所属新人の、NPO法人環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さん(53)、元県職員の三輪茂之さん(53)、元国土交通審議官の山本繁太郎さん(63)=自民、公明推薦=、元衆院議員の高邑勉さん(38)の4人。各陣営とも県内をほぼ2巡し、個人演説会やつじ説法、自転車行脚など、それぞれのスタイルで選挙運動を繰り広げている。
飯田陣営では選挙事務所を、22日に山口市から下関市へ、さらに23日には岩国市へ移した。いわゆる〝移動選対〟として有権者へアピールする狙いだ。選挙の盛り上がりが足りず、投票率が上がらないのでは心配する。「地元周南はまずまずだが、有権者の多い都市部で接戦に持ち込みたい。特に宇部では勝ちたい」と話す選対幹部。1人でも多くの人に候補を見てもらい、1枚でも多くのビラを配ろうと腐心する。
三輪陣営ではポスター貼りを兼ねた街頭演説が中心だったが、21日には山口市内2カ所で個人演説会を開催したほか、電話・はがき作戦も開始。24日からは遊説行程も再考し、都市部だけでなく、大島や中山間部を回る計画。三輪候補は「徐々に支援の輪が広がり、声を掛けてくれる人が多くなった。1人でやっているので、精神的な疲れはあるが、体力は十分。最後まで頑張りたい」と話した。
山本陣営では最終盤とあって遊説行程・日程を細かく見直し、隅々までアピールを繰り返す。25日は自民党の石原伸晃幹事長が宇部入りし企業回りをするほか、同夜に記念会館で開かれる宇部決起大会には茂木敏充政調会長が駆け付ける。前田隆康事務局長は「新しい選挙方法を取り入れる候補もいるが、うちは従来通りの地道な活動に徹している。最後の2日間をどう回るか、これから検討したい」と語った。
高邑陣営では自転車で1日30~40㌔走り、10~30カ所でつじ説法を行っている。既に300㌔を走破。女性層や親子連れの反応が良くなったという。高松勇雄選対本部長は「衆院議員時代から続く選挙方法。一人一人と身近に接し、有権者の声に直接耳を傾けたい」と話す。民主党は離れたが、大野元裕、花咲宏基、大西孝典、馬淵澄夫ら同党衆院議員、大手旅行代理店HISの澤田秀雄会長も応援に駆け付ける。

カテゴリー:行政2012年7月24日

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