認知症サポーター1万人を突破

認知症についての理解を深める行員たち(山口銀行宇部支店で) 認知症を正しく理解して、偏見を持たず、温かく見守る「認知症サポーター」。2006年度から養成を始めた宇部市のサポーターが今月、1万人を突破した。市では15年度までに、人口の1割相当の1万7000人を目標に講座を展開しており、認知症になっても地域で安心して暮らせる社会の醸成が、着実に進んでいる。

宇部市の高齢化率は26・3%(4月1日現在)。認知症患者は全国で200万人を超え、85歳以上では3~4人に1人に起こる身近な病気。20年後には患者数が倍増すると予想されている。
11日までのサポーター養成講座の実績は、地域が172回で6837人、職域は51回で2172人、学校は14回で1084人が受講。合計237回で、1万93人のサポーターが誕生している。
12日には山口銀行宇部支店(土谷和義支店長)で出前講座があり、市内9支店・3出張所から参加した100人が、新たにサポーターに加わった。講師は市高齢福祉課高齢保健係長の中村繁美保健師と武田真奈美保健師。
認知症の人への対応は▽驚かせない▽急がせない▽自尊心を傷つけない-と心得を紹介。「さりげなく様子を見守り、自然な笑顔で応じる」「相手の言葉に耳を傾け、ゆっくり会話」などとポイントを説明した。DVDを使ってATM(現金自動預払機)の操作に戸惑っていたり、印鑑や通帳を持たず窓口で困っていたりする認知症来店者への適切な対応も考えた。

カテゴリー:行政2012年7月13日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ