地域医療支援センター開設

看板を手にする岡田副知事(左)と丸本学長(山口大医学部で) 県内の医師不足を解消するため県地域医療支援センター(岡紳爾センター長)が10日、県地域医療推進室と山口大医学部付属病院に開設された。医師の適正配置や若手医師の育成支援を行う。

県によると人口10万人当たりの県内の医師数は、233人(2010年10月現在)と全国平均の219人より多く19位。しかし必要医師数に対し実数で260人不足している。また宇部・小野田圏域では10万人当たり360人なのに対し、萩圏域では162人と偏在も顕著。科別では産科、小児科、救命救急科、麻酔科で不足感が大きい。入局者の減少による若手医師の不足も深刻だ。
同センターでは、県が医師不足の状況把握や配置先の調整、県外の医師の県内就職への働き掛けなどを担当。同病院が専門医や認定医の資格取得などのキャリア形成の支援を行う。今年度は、県地域医療再生計画に基づき設置した基金から5800万円を充てる。
県は医師不足対策として、06年度から県内の医療機関に勤めることを条件に、医学部生に月額15万円を最長6年間貸与する制度を導入。貸与期間の1・5倍の期間を指定医療機関で勤務すれば、返済は全額免除となる。これまでに102人が利用。このうち既に8人が県内で勤務している。同センターは、こうした学生を対象に支援する。
同日、開設式が同大医学部であり、貸与者70人が出席。岡田実副知事が「地域医療のあすの担い手として若いエネルギーで変革して」、丸本卓哉学長が「医師不足解消の基盤となることを期待します」とあいさつした。

カテゴリー:行政2012年7月11日

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