山陽小野田市、中高年男性対象に前立腺がん検診費を助成

山陽小野田市は今年度から中高年の男性を対象とした前立腺がん検診を実施する。検診費の一部を市が助成し、自己負担は1000円に抑える。

前立腺がんの早期発見、治癒につなげようと市が単独で初めて行う助成事業。事業費は約280万円。県内では下関市、美祢市など5市が行っている。
対象は2013年3月31日時点で50歳から70歳までの約3200人の市内男性。助成効果により640人(受診率20%)が検診を受けると試算している。
問診と腫瘍マーカーの数値を調べる血液検査(PSA検査)で通常、6000円程度の検診費用が掛かるが、市の助成により個人負担は1000円とする。がんの疑いがあるとされた人には精密検査を行ってもらう。
前立腺は男性にのみある臓器で精液の一部を作るなどの働きがある。前立腺がんはアメリカでは男性に最も発生の多いがんで、日本でも高齢化の進展や食生活の欧米化に伴い増加傾向が見られる。
2009年度にがんにより亡くなった市民は209人(男性112人、女性97人)で、部位別では①気管・気管支および肺42人②胃31人③結腸25人④膵臓(すいぞう)14人⑤肝臓および肝内胆管13人が上位を占めている。前立腺がんで亡くなった人は08年度は2人だったが、09年度は9人に増えている。
10年度のがん検診受診率は①肺がん26・3%②乳がん16・3%③子宮がん15・7%④胃がん14・6%⑤大腸がん14・5%。
市はこれまで主体となって前立腺がん検診を行っていなかったが、今回の助成で受診者が増えることを期待している。

カテゴリー:行政2012年5月10日

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