市内防犯灯、広がるLED導入

省電力ながら地域を明るく照らすLED防犯灯(岬町1丁目で) 宇部市内の自治会等が設置している防犯灯に、市の助成制度を活用して発光ダイオード(LED)を導入する動きが広がっている。JR宇部岬駅周辺の2自治会でも全ての防犯灯をLEDに切り替え「以前より明るくなった。長寿命、省エネで二酸化炭素(CO2)排出削減にもつながる」と喜ばれている。

同駅と岬小の間の30─2区自治会(吉村賢二会長)が14灯、隣接する30─1区自治会(下石真樹男会長)が25灯(うち1灯はごみステーション用)を一新した。地元はもちろん駅から近くの商業施設などを利用する人たちに、安心・安全で明るい環境を提供している。下石会長(70)は「少しずつ切り替えようとしたが、役員の理解もあり全て切り替えた。町内に回覧し、トータルでメリットが大きいことを伝えたい」と語った。
設置した坂井電工社の坂井大介社長(42)は「市の助成制度が有利で、東日本大震災以降、エネルギーへの関心が高まっており、申請は増えている」と語る。自身も阪神淡路大震災の時、ボランティア支援活動を経験し、LED化による省エネ、エコは「間接的な東日本の復興支援策になるのでは」と考えている。
これまでに市内だけでも300灯近くをLEDに切り換えたが、既存の防犯灯も取り換え、保守点検、清掃を含めた独自のサービスを展開している。
電力会社の料金体系が変わり、LED化は〝財布〟にもより優しくなった。10灯の蛍光灯防犯灯をLEDにした場合、標準的な20㍗タイプだと、年間1万4000円程度が節約できる。市が設けている防犯灯設置助成制度では、LED防犯灯にすると上限を10万円に設置経費の60%、それ以外の防犯灯は経費の50%を交付している。
市民活動課によると、助成率を10%上げた2011年度には延べ328自治会が936灯(3月上旬調べ)をLEDにした。新規事業として「安心で明るい通学路づくり」に取り組み、防犯灯の整備を推進し、設置助成率を優遇する。

カテゴリー:行政2012年4月25日

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