宇部市人事、戦略的シティーセールス推進

宇部市は22日、4月1日付の人事異動を発表した。異動総数は前年度比57人増の420人で、ガス水道局、交通局を除く本庁関係分は142人増の381人。市制100周年に向けてスタートする新年度は、市の地域資源の魅力に磨きを掛け、戦略的なシティーセールスへの取り組みを進めるため、実効ある組織機構の見直しと重点的な職員配置を図った。視野の広い職員の育成と組織風土の変革を目的に、県内他市との人事交流も始める。

2011年度はイベントイヤーへの対応、東日本大震災の被災地支援を視野に入れ、係長級以下の職員の異動を抑えたが、新年度は同一職場に長期間在職する職員を中心に、男女のバランスにも配慮して異動をかけた。幹部職員の退職増に伴う管理職への昇任数が増加する中、女性職員を積極的に登用するとともに、市民サービスの起点となる現場に必要な人員を確保した。
人事交流は、下関市、周南市、山陽小野田市と進める。主に主任級の若手職員が対象で、1年間の研修で他市の取り組みを学び、ネットワークを広げる。被災地には新たに土木職の若手職員を長期派遣する。庁内で公募し、福島県いわき市に2人(半年交代)、岩手県大船渡市に1人(5月から1年)。
部署の強化では、各部局で取り組んでいるシティーセールス活動に組織的、効果的に取り組むため、総合政策部内にシティセールス推進室を新設し、専任職員を配置する。市制施行90周年記念事業推進室は廃止する。
宇部・山陽小野田消防組合の設立に伴い、消防団事務および消防水利事務を担当する組織として、総務管理部に消防調整課を置く。同組合職員が併任する。市民環境部では、多様化する環境問題に対応するため、環境政策課の公害対策係を環境保全対策係に変更する。
健康福祉部では、社会福祉課を地域福祉課と生活支援課に再編し、地域福祉と災害援護体制、生活保護行政を充実させる。産業経済部では、商業観光課と農商工連携ブランド推進室を商業振興課と観光交流課にし、中小企業振興基本条例に基づく施策、商業振興策の推進、うべ元気ブランドなど市の物産販売、観光交流事業を効果的に実施する。土木建築部の都市計画課と市街地整備課を統合し、都市政策推進課を置く。
女性職員のうち係長級以上の役職者の割合は23・5%で、今年度より1・9ポイント上がる。全役職者に占める女性役職者は19・8%で1・5ポイント上がる。
新規採用は本庁関係が16人。
年度末の退職者は65人。本庁関係は49人で、このうち部長級が8人。
4月1日の職員数は前年同期より244人減の1365人。消防職員が組合職員となることで192人減る。本庁関係は42人減の1159人となる見込み。

カテゴリー:行政2012年3月22日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ