山陽小野田 新市民病院の完成予想図披露

新市民病院の完成予想図 山陽小野田市議会民生福祉常任委員会(大井淳一朗委員長、7人)は21日開かれ、新しい市民病院の完成予想図や立体模型が病院局から示された。新病院は建築物を環境性能で評価して格付けする建築環境総合性能評価システム(CASBEE)で最高ランクのSランクを目指している。

基本設計によると新病院は現市民病院の南側駐車場に鉄骨8階建てで建設する。建築面積は4900平方㍍、延べ床面積は現在の1・3倍の約1万6000平方㍍となる。駐車場は現在の5割増しの387台を確保する。
1階は外来・救急、放射線室、リハビリテーション室など。2階は外来、臨床検査・内視鏡検査室、検診室など。3階は手術室や透析室。4階は管理棟。5~8階は病棟で、8階は産婦人科を中心とした女性専用フロアとなる。外来のほぼ全科の採血・採尿・点滴に対応する中央処置室を新設する。
エネルギー多消費型の施設である病院だが、基本設計では地球環境に配慮した技術を導入してランニングコストを抑制し、患者の快適性を向上させることをコンセプトに掲げている。
このために建設費の1割に当たる3億円を環境対策に掛け、構造体全体を断熱材で覆う外断熱、長いひさし、ペアガラス・断熱サッシ、太陽光発電、蓄熱システム、省エネ型照明器具などを採用。雨水や廃熱の再利用や地熱の有効利用も考える。イニシャルコストが掛かってもランニングコストを抑えることで、長期的に見れば十分に採算が取れるものにする。
この発想に基づき県内の建築物では初めてとなるCASBEEの5段階あるランクのうち最高のSランク(素晴らしい)をクリアする仕様にする。CASBEEは2001年に国土交通省が主導し、財団法人建築環境・省エネルギー機構内に設置された委員会が開発した建築物の環境性能評価システムで、地球や周辺環境に配慮しているか、ランニングコストに無駄がないか、利用者にとって快適かなどの性能を客観的に評価するために使われ今後、普及が広まるとされている。
民生福祉常任委員会はこの日、新病院建設予定地を視察し、病院局からアクセス道路や津波対策、石炭を掘った跡の古洞対策にセメントを注入して地盤を強化することなどの説明を受けた。

カテゴリー:行政2012年3月22日

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