山陽小野田市消防本部、共英製鋼で救助訓練

救助資機材を使ってドアを切断する救助隊員(共英製鋼山口事業所東沖工場内で) 山陽小野田市消防本部(松野清和消防長)は8日、共英製鋼山口事業所東沖工場内で、交通事故を想定した救助訓練を行った。同事務所から提供を受けた6台のスクラップ車両を使って、現場における救助活動を効果的に行うための高度で専門的な知識と救助技術の向上を図った。

自動車構造の複雑化や衝撃吸収性能の向上により、交通事故に伴う救助件数が減少し、救助隊員の経験不足が不安視されていることを踏まえ、若手隊員の育成を目的に、大型油圧救助資機材を使った車両破壊訓練と部隊訓練を実施した。
救助訓練には、小野田消防署と山陽消防署から救助隊員ら23人が参加。東沖工場責任者の中島誠さんが「実際の車両を使った救助訓練により、皆さんの資質や技術が向上することを期待している。緊急時に成果が表れることを祈っている」とあいさつ。
3班に分かれ、車両安定化、大型油圧救助器具やジャッキの取り扱い方、ガラスやドアの破壊要領の部分訓練を行った後、交差点でワンボックスカーが電柱に激突し、後続車両がぶつかったという想定で訓練を実施。可搬式のエンジン油圧ポンプを作動させ、大型のカッターや、隙間を広げるためのスプレッダーを使用して、事故車両のドアなどを切断し、車内に閉じこめられた人を車外に救出する手順で実施した。
訓練後、小野田消防署の縄田数弥副署長は「昔から訓練は実戦のように、実戦は訓練のようにといわれているが、実戦に近い訓練ができたと思う。この訓練を踏まえ、さらなる研さんを積んでほしい」と話した。

カテゴリー:行政2012年3月9日

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