テロ 水際防止、宇部港で大規模訓練

海上でテロリスト役を取り押さえる宇部海上保安署員(芝中西埠頭周辺で) 外国船が出入りする宇部港と小野田港でのテロを想定した訓練が14日、宇部市沖宇部の芝中西埠頭(ふとう)で行われた。門司海上保安部、宇部、山陽小野田の両警察署と消防署など宇部港・小野田港港湾危機管理コアメンバーの11機関から約100人が参加。連携体制などを確認し、万一の事態に備えた。

訓練では入港した外国籍貨物船に対して、宇部税関支署、宇部海上保安署、広島入国管理局下関出張所が合同で船内を立ち入り検査。3人の船員のうちの1人が刃物を持って抵抗したため取り押さえ、エネルギー関連施設の爆発計画書と武器を発見。残りの2人が小型船に移り、施設への自爆テロを試みようとしたため、宇部海上保安署が沖合で阻止し、小銃を向けて制圧した。
岸壁に止まった不審車両に乗っていた仲間3人が、駆け付けた警察官に抵抗。1人が毒劇物を自らにかけて倒れたという想定で、県警機動隊による除染作業や、両消防本部による汚染患者の救助・搬送の手順も確認した。
危機管理担当官を務める中野雅彦門司海上保安部長は「実戦的で、所期の目的を達成できた訓練だった。さらに連携を強め、有事の際には迅速かつ的確に持てる力を発揮し、国民の安全を守ろう」と講評した。

カテゴリー:行政2012年2月15日

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